十字軍物語〈2〉

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十字軍物語〈2〉

  • 塩野 七生【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 新潮社(2011/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103096344
  • NDC分類 230.45
  • Cコード C0322

出版社内容情報

十字軍国家の希望を一身に集める若き獅子王と、ジハードを唱えるイスラムの英雄サラディン。その全面対決の行方は――。聖地を巡る男たちの胸打つ物語。


若き癩王vsイスラムの英雄――。聖地の命運をかけた全面対決の行方は?

十一世紀末、第一次十字軍の奮闘によりイェルサレムに打ち立てられた十字軍国家。しかしイスラム側の有能な領主たちの猛反撃を前に、キリスト教勢力は苦境に。最後の希望を一身に集めた若き癩王ボードワン四世は、テンプル騎士団と聖ヨハネ騎士団の力を借りて総力を結集。ジハードを唱えるイスラムの英雄サラディンとの全面対決を迎えた――。

内容説明

第一次十字軍の奮闘により、聖地イェルサレムに打ち立てられた十字軍国家。だが、イスラム側に次々と現れる有能なリーダーたちによる猛反撃を前に、防衛の側に回ったキリスト教勢力は、苦境に立たされることになった。ヨーロッパから神聖ローマ帝国皇帝とフランス王が参戦した第二次十字軍は古都ダマスカスを攻めるも、なす術なく敗走。孤立した十字軍国家を束ねる若き癩王は、テンプル騎士団と聖ヨハネ騎士団の力を借りながら総力を結集し、ジハードを唱えるイスラムの英雄サラディンとの全面対決を迎えることになった―。

目次

第1章 守りの時代(十字軍の第二世代;聖堂騎士団の誕生 ほか)
第2章 イスラムの反撃始まる(エデッサ陥落;修道僧ベルナール ほか)
第3章 サラディン、登場(スンニ派とシーア派;ファティマ朝の滅亡 ほか)
第4章 「聖戦」(ジハード)の年(「ハッティンの戦闘」;勝者と敗者 ほか)

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チューザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハイク

98
第二次十字軍は1147年に出発した。フランス王ルイ7世とドイツ皇帝が主力となったが、成果を上げられなかった。むしろ現地の十字軍国家が奮闘したのだ。その中でも騎士団の存在や、更に彼らが築いた数多く城塞である。またイタリヤの都市国家が絶えず中東と連絡を取ったこと等が十字軍国家存続に寄与した。しかしながら十字軍国家の指導者層の能力低下は激しかった。一方イスラム側はサラディンの登場により十字軍国家との戦いに勝ち、エルサレムがイスラム側の手に落ちたのだ。このことは西欧のキリスト教国に深刻な打撃を与えたのだった。 2018/03/04

レアル

73
イスラムの反撃が始まる!1巻で解放されたイェルサレム。その後約100年続いた十字軍国家が、あっけなくサラディンに奪われてしまう。サラディンが有能だったのか、それとも十字軍が無能になってきたのか!説明の多かった1巻と違い、サラディン登場辺りからイスラエル側からの視点で、かつ躍動的な描かれ方で読む手が止まらない。引き続き3巻へ!2015/01/05

つーこ

65
第二次十字軍出撃。今度は皇帝も王も出陣したのに、わずか4日で撤退!でも一番びっくりしたのは、十字軍って第八次まであるの!?まじか・・。だけど、今のところは、イスラエル側のヌラディン、サラディンというリーダーの台頭やテンプル騎士団、イスラムのアサシンなどなど聞いたことあるワードも出てきていよいよ面白くなってきた。2019/03/25

ヴェネツィア

63
第2次十字軍の実にあっけない敗退と、イェルサレムの陥落までを描く第2巻。これまでの十字軍に関する書物が、キリスト教徒の側からばかり語られてきたのの対して、この巻では特にヌラディン、サラディンといったイスラムの側の英雄にも焦点を当てて語られるのは従来にはないものだろう。イエルサレムを守るキリスト教徒側では、悲劇の王ボードワン4世が光る。2012/04/18

キムチ27

49
舞台は12世紀、第2次十字軍。日本で言うなら武士が台頭して行きつつある時間。かの地でも同じ動きをしているのが面白い。有名な騎士団が誕生し、軍事・医療双方で立ち位置を固めつつある。初めの頃は修道士ベルナールが過大なる人気を得る。面白いのは賢い事もさることながら、「細身、過剰なる禁欲主義、よろよろ・・」が理由という事。赤ら顔ででっぷり、がはは・・では人気が出まい。女性がやたら口を挟み始めて行った事も面白い。エレオノローラ・・の生活、なのにオリエントを攻める事に正義感を感じているところが可笑しい?!2014/01/17

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