出版社内容情報
223世帯を調査のプロがリサーチ。約80枚の「食卓」写真と800以上の主婦の言葉で、奇怪な家族の歪んだ幻想を解体する。あなたの家は大丈夫？
内容説明
正月とクリスマス―家庭で最大の二つのイベントから、家族の実像を探る。調査のプロによる二百二十三世帯へのリサーチが、歪んだ幻想を解体していく。何気ない発言に社会を蝕む病理がにじむ。「個性」重視、「私中心」の行き着く先は？「モンスターペアレンツ」はあなたのすぐそばにいるかもしれない。７６枚の「食卓」写真と７２０の主婦の「証言」で解く家族像。
目次
プロローグ 普通の家族を知りたい
第１章 してもらえる「お客様」でいたい
第２章 好き嫌いで変える
第３章 子供中心、私中心
第４章 うるさい親にはなりたくない
第５章 一緒にいられない家族たち
第６章 ノリで繋がる家族
第７章 普通の家族がいちばん怖い
エピローグ 現実を見ない親たち
著者等紹介
岩村暢子［イワムラノブコ］
１９５３年北海道生まれ。法政大学卒業。広告会社アサツーディ・ケイ２００Ｘファミリーデザイン室室長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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キムチ２７
29
この内容は酷かった。9年前の出版ということを差っ引いても。筆者は広告会社のデータ分析に長く携わり、膨大なデータを読み取ることに依って完成した実績の一つがこれだろうけど。社会は当時よりどんどん彷徨していっている・良かれ悪しかれ。その現象を語るのは後世の人。だがたった223家庭のリサーチでこの表題とは手法のみならず結論の出し方はある意味暴挙。悪意がこもったような表現が羅列され、半分足らずで辟易してしまった。女性でなく男性ならどういった結論を出すだろう・・とも考えたし。2016/10/03
あつひめ
29
この手の本を始めて読んでどこまで信じながら読むか・・・よりもその調査内容を見て自分がどのように暮らしていく事がわが家を崩壊させない方法なのかと考えた。全てを他人と同じにすることは無いにしてもよいことは伝えることの大切さがあると思う。調査対象が同年代の女性達で苦しかった時代を生きた親から甘やかされて育った時代。上流階級に憧れ贅沢三昧に育った世代としてこのままおばあちゃんになっていいのかよ～？と聞いてみたくなった。結果を見てそれをどうすればよくなるか書いていないのも残念。あとは読者次第と言うことかなぁ。2011/02/03
はる
14
図書館本。料理や食べものの本棚にこんなタイトルの本が混ざっていたら、それは目立つわ。でも、二百二十三世帯のリサーチで徹底調査と言われても無理だわ。日本も広いし。サンプル少なすぎ。『日本人の50％以上はは昼食にカレーライスを食べます！』という統計を思い出してしまった。今日、うちの会社では！という限定の調査結果だったけれど。（学校給食だと100％近くだろ）集めたい結果をうまく集めてきたみたいで??2016/09/06
いっこ
4
読み物としては面白いのかもしれないが、「徹底調査」というには偏りが大きすぎる。著者の普段の食事、正月、クリスマスの食事の写真を見せていただきたいものだ。2018/05/04
navy
4
イライラした。2012/03/15
