世界は球の如し―日本人世界一周物語

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世界は球の如し―日本人世界一周物語

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103057741
  • NDC分類 384.37
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「世界は球の如しゆえに、これを地球という」 漂流、冒険、外交、放浪……江戸時代の昔から、日本人は世界一周の大ベテランだった!

まさか夢にも思わなかったよ。この地面と海が「球」だったなんて! 江戸時代、嵐で行方不明となるも、11年後、生きて帰ってきた石巻の船乗り。明治期、日本初の個人世界一周を「無銭旅行」で達成した豊橋の帽子屋。みんな世界をグルリと回って戻ってきた。なんと、この世は「球」だったのである! まだ「地球」の概念すらなかった時代に、世界一周を成し遂げた御先祖様たちの、感動の記録集!

内容説明

個人初の世界一周は、明治三四年、愛知県の帽子屋・中村直吉。しかも「無銭旅行」!日本初の世界一周パック旅行は、朝日新聞社主催!明治四一年、五六名参加!「八十日間」どころじゃない、トンデモ小説『十日間世界一周』があった!漂流、公務、無銭旅行、パック旅行…「地球」の概念なき時代に果敢にも世界を一周した日本人の雄姿を見よ!「ご先祖様」シリーズ最新刊。

目次

第1章 大航海時代と日本人
第2章 漂流民たちの世界一周
第3章 公務で世界一周
第4章 東西の世界一周本を読む
第5章 風来坊の世界一周無銭旅行
第6章 知識人の世界一周視察旅行
第7章 日本初の世界一周パック旅行
第8章 世界一周訓練航海

著者等紹介

熊田忠雄[クマダタダオ]
1948年、福島県生れ。早稲田大学卒業後、1970年にニッポン放送入社。報道部記者、報道部長、編成局長、取締役を経て、2005年退社。現在は、海外雄飛した日本人の姿を追う歴史読み物を中心に、執筆・講演活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

6
旅に出るということは、かなりコストのかかる行為である。そのため、暫くの間収入の道が絶たれ、しかもそれどころか出費が増えるという状況に耐えられるほどの富裕層である必要がある。国全体が貧しく、明日どう生きていくかを考えるような段階では、他国への船旅など到底考えることもできなかった。2014/01/18

takao

0
すごい日本人もいたな。2017/06/26

カステイラ

0
大航海時代から明治末期までの日本人の世界一周物語をまとめたオムニバス的本。それぞれの物語は別の本に詳細に書かれているから、それらを読むきっかけになる本だと感じた。個人的には明治末期に無銭世界一周旅行を実行した帽子屋の話が印象に残った。無茶な方法でよく廻りきったと感心するとともに、本人の言葉で完全に記録していなかったのが残念とも感じる。2015/07/08

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