内容説明
年一〇〇回以上の独演会を開いて国内を巡る“闘う落語家”桂文珍が、移りゆくニッポン、そのニッポンを楽しむかのように生きる人々の姿をウォッチしながら、人間のもつ優しさ、おかし味を、高座のマクラのように語って聞かせます。
目次
第1章 やっぱり落語はおもしろい
第2章 東へ西へ
第3章 世の中いろいろ
第4章 笑売繁盛
第5章 落語的健康のすすめ
第6章 私の個人情報
第7章 世界のどこかで
第8章 日本のどこかで
著者等紹介
桂文珍[カツラブンチン]
兵庫県生れ。1969年、五代目桂文枝に入門。81年「上方お笑い大賞」金賞、83年同大賞を受賞。他にも演芸関係の受賞多数。東西を代表する落語家の一人。古典から新作まで幅広くこなす闘う落語家で、テレビや舞台で役者としても活躍。年間百以上の独演会を行い、他の追随を許さない実力派である。飛行機の操縦資格を持ち、小型機で公演先に遠方飛行することも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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