アイドルにっぽん

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103046318
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

美しい国からかわいい国、萌える国へ。国家ではない、アイドルを論ぜよ!
世界一のアイドル大国、にっぽん。アイドルを読むこと、それはすなわち日本を読むこと……。世紀末のニュースなアイドルたち、ピンク・レディーと本田美奈子の80年代論、アイドル女優の可能性、ゴクミ・宮沢りえetc.渾身の“美少女”論……。25年間精力的に執筆を続けてきた著者が初めてまとめたアイドル論考集、遂に完成!

内容説明

著者25年分の論考集成、憂国のアイドル論。

目次

序章 「アイドルにっぽん」宣言
第1章 ニュースなアイドルたち
第2章 八〇年代/アイドルの肖像
第3章 アイドル論を超えて
第4章 “美少女”たちの伝説
第5章 王子たちへの手紙
第6章 篠山紀信という迷宮
終章 三〇〇一年、「アイドルにっぽん」の旅

著者等紹介

中森明夫[ナカモリアキオ]
1960年、三重県生まれ。明治大学付属中野高校中退。ライター、エディター、プロデューサーetc多方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サイバーパンツ

3
中森が興味を向けるのは、システムとしてのアイドル(ピンク・レディーや小泉今日子)と死体としての少女(後藤久美子や栗山千明)で、対象ではなくイマージュを撮り続ける篠山紀信と組んだことも納得なのだが、そこにロマンを見出してアイドルを持ち上げる辺りに、idolとidleに引き裂かれる悪い場所への80年代的な開き直りを感じてしまった。村上裕一『ゴーストの条件』がこうした主題を情報社会論へ反省的に継承し、香月孝史がシステムの中でのアイドルの実践に目を向ける今、本書の楽観性には無理があると言わざるを得ないだろう。2021/12/17

はらだともこ

1
ロマンチストで熱い人だなあと思った。一部の文章は熱量が本当にすごいと感じた。(夢中で語る余り飛躍しすぎるときもあるんだけど…)でも、人が好きなものについて語ってるのを聞くのは結構楽しい♪2012/03/30

Katsuaki Mori

0
2016/06/18-2016/06/212016/06/21

岸田解

0
栗尾美恵子さんに対する印象と云うか見方が、かなり変わったと思います。正直、若乃花と結婚して以降のことしか殆ど知らなかったので。2014/07/29

hiratax

0
(20080214)中森明夫の単著というのは少ないので、やっと出た一冊。2008/02/14

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