エイリアンの地球ライフ―おとなの高機能自閉症/アスペルガー症候群

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  • サイズ B6判/ページ数 203,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103001126
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自閉系・異性人は、どうすれば地球人と共存し快適に暮らすことができるのだろう。広汎性発達障害の妻が夫の語りを通して日常生活のアイデアを披露する。

内容説明

自閉系・異星人は、どうすれば地球人とうまく共存し、快適に暮らすことができるのだろう?どこかヨソの星から来たように風変わりで社会適応に苦労している広汎性発達障害の妻が、夫の語りを通して日常生活のアイデアを披瀝する。

目次

異星人の正体
大丈夫、と思える自分をめざそう
困った時は助けを求めよう
診断についての考え方
医師とうまくつきあうには
異星人と結婚
自分にできる仕事を探す
社会の中でやっていく
異星人の健康管理
ストレスと不安に対処する
生活を便利に、心地よく
自分らしく生きる
半歩先へ踏み出そう

著者等紹介

泉流星[イズミリュウセイ]
1960年代後半、神戸に生まれる。大学卒業後も社会に適応できず苦闘。三十代半ばに、その過程を半生記『地球生まれの異星人』(花風社・2003)にまとめた。2005年、自閉症の傾向を持つ人独特の不思議さ、異質さを夫の視点を通して描いたノンフィクション『僕の妻はエイリアン』(新潮社)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

77
アスペルガー症候群の人はどうやって日常生活を送ったらいいのかがわかりやすく書かれています。社会適応に苦労する妻が感じる違和感とその対処法、考え方は当事者として参考になるものばかりでした。発達障害関連の本は支援者側の立場向けで、本人にとってはちょっと辛いので、このような本で色々共有できるのは安心感があります。「こうするといい」という経験や情報を同じ立場から伝えてもらえるのがいいですね。2016/11/30

逢日

9
前の2作よりも、具体的なアドバイスが書かれている。自閉症ガイドブック的な感じ。障害の方本人や周りの方を対象に、道案内的な書き方で、とっても分かりやすい。診断がおりたら、診断の中に引きこもるのではなく、そこからどんな風に生活するのかという前向きの言葉が印象的。半歩ずつというのも。2019/12/26

9
前作の続編と思い図書館でついでに借りた。これは取説ってところですね2013/07/14

オランジーナ@

4
発達障害の当事者の側の人が書いた本。なかなか自分にもあてはまる話が多かった。2016/05/09

かずら

4
アスペルガーの人はどのように生きればいいのか。著者が実際に行っている習慣や行動を通して、「生きづらさの改善」について考える本。発達障害当事者の書いた本というのはつらい話が多く、支援する側には役に立つかもしれないけど当事者としてまねできる部分がないです。でもこれは当事者ができることを書いていてよいと思います。少し生活を変えるだけでミスが少なくなったりストレスを減らしたりできるということがわかってよかったです。障害による苦しみだけでなく、「こうしたらうまくいった」という経験を共有する情報が増えてほしいです。2016/04/15

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