内容説明
本当に強い企業とは何か―厳しい生存競争のアメリカで生き残ってきた有力８０社を、マッキンゼイのコンサルタントとハーバード大学教授が綿密に調査。合理的経営の数字だけでは捉えられない〈企業文化〉の観点から、経営と管理の本質を人間に即して解明。
目次
第１部 企業を支える文化（強い文化―持続的成功の推進力；理念―企業の性格を決定するもの；英雄―あの人のようになりたい；儀礼と儀式―組織内の人間の行動原理；伝達―非公式の人間関係が情報を運ぶ）
第２部 企業を動かす文化（企業の種族―会社には四つの型がある；診断―あなたの会社をどう考えるか；象徴的管理者―いま最も求められる人材；改革―組織の根底の部分；未来の企業―外的変化に適応できる会社の条件）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東森久利斗
3
企業は、生き物、人が全て、人(人材)次第、如何に人間性(人間力)を上げ、クオリティを維持するか。そのためには、心と身体のケアが重要。誰からも愛され、慕われ、信頼され、行動力があり、あわよくば、しっかりと結果も残す。理想の姿。こんな人間いる訳ない。個人と企業、理性と感情、理論と行動、避けて通れない永遠の葛藤、せめぎあい。当たり前のことができないのが人間の哀しい性。2020/12/16
まさげ
2
企業には様々な文化があって、強い強い文化があるある企業が生き残っていることを実感した。また、アメリカの企業は合理的と思ったが意外と人間性に富んでいると感じた。2018/08/30
