内容説明
毒殺、爆殺、刺殺、射殺…。1961年、革命後のキューバではカストロを狙った様々な試みが繰り返し企てられたが、すべて未遂に終わっていた。そんな折、研究のためハバナを訪れていた暗殺の専門家ラメック教授にCIAが接触。完全無欠な暗殺計画に加担するよう脅される。弱みを握られ、しぶしぶ同意したラメックは、秘密警察の監視下に置かれるが。史実を基にしたサスペンス巨編。
著者等紹介
ロビンズ,デイヴィッド・L.[ロビンズ,デイヴィッドL.][Robbins,David L.]
事務弁護士の職を経てフリーランスのライターとなり、1998年に、幽霊との三角関係を描いたラヴ・ファンタジーSouls to Keepで小説家としてデビュー。がらりと作風を変えて、第二次大戦中のスナイパー同士の対決を主軸とした第2作『鼠たちの戦争』(’99年)が高い評価を得て、翌年に『戦火の果て』を発表。現在はフルタイムの作家として米ヴァージニア州リッチモンドに在住
村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年札幌市生れ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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仁
1
著者自身多少の脚色は認めているがこの本に書かれていることは殆ど真実。暗殺計画の回数はギネス記録に認定されている。キューバのカストロは未遂に終わったが暗殺されたりクーデターにより追放された国家元首が何人もいる。パナマのトリホス将軍もその内の一人。2014/07/29
ろびん
1
なかなか話が進まないな。2018/01/13
roxy001960
0
キューバに行ってみたいなあ。前半はまだ状況設定という感じですね。キューバ危機について詳しく知っていたら、もっと面白いのかも。2010/08/09
etoman
0
話のテンポが悪いというか、物語の進行が遅いなあと思っていたら残り数十ページでようやく動きました!下巻が楽しみ。2010/06/08