新潮文庫
ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 484p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102193556
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「父殺し」の宿命を背負った妖魔の子モルドレッドの誕生は間近に迫っていた。囚われたスザンナ。1977年のメイン州に転移し、未来を変えようとあがくローランドとエディ。スザンナを救うべく、いままさに吸血鬼たちの巣窟へと突入した少年ジェイクとキャラハン神父(とオイ)。悲劇がすぐに、訪れるとも知らず…。圧倒的スケールで探求の旅と人の絆を描き出す超巨篇の最終部、ついに開幕。

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン][King,Stephen]
1947年メイン州生れ。貧しい少年時代から恐怖小説を好む。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、’74年に『キャリー』でデビュー。好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる

風間賢二[カザマケンジ]
1953年東京生れ。武蔵大学人文学部卒業。『ホラー小説大全』で第51回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

135
ダーク・タワーシリーズも最後の章に突入しました。キャラハン神父がかなり活躍します。さらに、魔界転生のような感じで話が進んでいきます。私は読んでいて本当に山田風太郎のような感じを思い出してしまいました。最後だということでかなり前に比べて話が急展開のような感じです。2016/07/26

Tetchy

90
〈暗黒の塔〉シリーズ7巻目にして最終巻。スティーヴン・キングのライフワークであるこのシリーズは結局1982年に1巻が刊行され、最終巻の本書は2004年と足掛け22年を要したシリーズだった。しかしWikipediaによればシリーズは1970年代から書かれており、足掛け30年のシリーズであるとのこと。確かに作中でも1977年の作者本人が原稿を倉庫に仕舞っていることを述べているが、どうも本当のことだったらしい。もうメタフィクション色が濃厚だ。作者キングの生死がそのまま〈暗黒の塔〉存続に繋がる一大事になるからだ。2024/02/26

ぐうぐう

31
『ダーク・タワー』最終部。宿命の子・モルドレッドがついに誕生する。そして4人が再開を果たす。クライマックスはもう間もなくだ。しかしキングは、まるで慌てない。焦らない。じっくりと慎重に物語を進めていく。慌てるどころか、新キャラまで登場させる余裕を見せる。読者以上にキングこそが、この長大で壮大な物語が終わることを待ち望んでいただろうに。「心の罠に気をつけて」そう、焦りは禁物だ。そのことをキングは誰よりも重々承知なのだ。(つづく)2021/07/09

あっちゃん

24
最終章!スザンナを追って、2手に分かれて行動、そしてアノ人が(;o;)さて、産まれちゃったけど早速おぞましさ全開!後半には、ようやくみんな揃って一安心!2017/02/17

Hiroyuki SATO

14
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1669144939&owner_id=7106525 終わってしまった。ブレインとの決着以降、惰性で読み続けてきたような感じだが、終わってしまうと寂しいな。2011/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/521337
  • ご注意事項

最近チェックした商品