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新潮文庫
列石の暗号〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 399p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102183427
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ストーンヘンジで行なわれる太古の儀式。天文学者の不可解な自殺。過去と現代を結ぶ神々のコードとは。歴史暗号ミステリの超大作。

亡き父の邸宅を訪ねたギデオンはいきなり何者かに襲われる。地元警察のミーガン警部補が捜査に乗り出すが犯人は不明。ギデオンは屋敷の中から遺書だけでなく、秘密の部屋に隠されていた、暗号化された日記を発見する――遺書の謎は、日記の暗号は、解けるのか。浮かび上がる秘密教団、その真の姿とは? 警部補は現代の犯罪を、過去の神話と照らしながら事件の解明に挑むが……。

内容説明

亡き父の邸宅を訪ねたギデオンはいきなり何者かに襲われる。地元警察のミーガン警部補が捜査に乗り出すが犯人は不明。ギデオンは屋敷の中から遺書だけでなく、秘密の部屋に隠されていた、暗号化された日記を発見する―遺書の謎は、日記の暗号は、解けるのか。浮かび上がる秘密教団、その真の姿とは?警部補は現代の犯罪を、過去の神話と照らしながら事件の解明に挑むが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びす男

51
「暗号」とあるが、暗号解読や謎解きの要素は少ない。映画を見るように楽しめばいい■ストーンヘンジの神秘から、想像を膨らませた小説。世界中で翻訳されて読まれたというのも、多くの読者の興味を引くテーマだったということか■ただ、少々大風呂敷を広げすぎかな。「えぇ、もう残りこれだけなのに、まだ助かってないの?」と変にハラハラした。それなりの構想で書く以上は、幕引きの段階でも一つ一つ決着をつけないと、読者は納得しないだろう■最後に主人公が監禁を逃れるのも、結局運がよかっただけに見える。地下道の蓋、閉まる必要ある?2019/10/06

RIN

27
帯ジャケに「『ダビンチコード』の強力ライバル~」とある本作。この手の話は、「言われてみれば不思議だよね:の複数の点が説得力ある線で結ばれ・・・という流れと「現代に至っても殺人を犯してでも守られなければならない秘密とは?」という謎解きの重層的な展開が興味を掻き立てられるものなのだが。ストーンヘンジに馴染みがないせいかとも思ったが、他の方が原題は「ストーンヘンジ・レガシー」と書かれておられて納得。一番の謎は邦題と帯ジャケだったかも。『ストーンヘンジ・レガシー』と思って最初から読むと十分面白い。2014/04/13

KAZOO

24
上巻を読んでから、期待はかなり高まっていたのですが、もう少し謎を多くしてほしかった気がします。どちらかというと映画的になってしまい主人公の活躍で最後は終わるということになってしまいました。まあそれが常套的なのでしょうが、少し残念でした。ただ私が読む限りでは水準以上で面白かった部類に入ります。2014/08/20

Shin

10
『ダ・ヴィンチ・コード』のライバル現る!と帯に書いてあるけどちょっと言い過ぎ。上巻でたくさんの伏線を張ったわりに、最後に近づくにつれて体力&運勝負の脱出劇になってしまってるのがとても残念。暗号も全く関係なかったし(原題を見ればよかった・・・)。ストーンヘンジとドルイドの伝説自体は魅力的なので、もう少しその辺の理解を深めるためにストーリーを割いても良かったんじゃないかと。そのための主人公=学者という設定だったんじゃないのかな。2013/03/14

Jinny

7
ストーンヘンジが舞台ということで、帯にもあおられわくわくしながらこの本を読み始めたものの・・・上巻でしばらく放置しておこうと思ったけど、まあ結末が知りたかったので完読。私としてはもっとストーンヘンジの謎を中心に探るようなミステリにしてほしかったな。 唯一気に入ったのが、使えないといわれていたジミー君。意外に柔軟できちっと指導してもらえばいい警官になりそうな設定。 いっそのことミーガン&ジミーのコンビで普通のミステリだった方がおもしろかったかも。 私の好きな要素が入っているのになぜか好きになれず残念。2013/08/29

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