新潮文庫
3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101481241
  • NDC分類 159
  • Cコード C0195

内容説明

「ありのままの自分」では人生を乗り切れない―。そう思い知らされた時、多くのイギリス人が実践する、生活を「3」で分ける方法に気づきました。例えば「仕事・家庭・プライベート」の各側面における自分を意識的に演じ分ける。そうすれば生活がもっと円滑になるのです。あなたも「3」の力を借りて、人生を3倍楽しみませんか。

目次

第1章 自分の性格は好きな数だけ作れる
第2章 いつもの生活を3つに区切ると面白くなる
第3章 仕事に行き詰まったとき役立つひとり3役の知恵
第4章 仕事とプライベートを切り離されない賢い働き方
第5章 いつまでも若い人の「3」でかなえるおしゃれと健康術
第6章 いつもの自分を演じると大切な人に愛される
第7章 ひとり3役ならむずかしい人とも楽しくつき合える

著者等紹介

井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生れ。作家。大学在学中から出版社でインテリア雑誌の編集に携わる。その後、世界60ヶ国に流通する外国人向け情報誌「HIRAGANA TIMES」を創刊。28歳で出版社を立ち上げ、個性的な暮らしをテーマにした情報誌「ミスター・パートナー」を創刊し、現在同誌編集長。渡英経験は70回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoriction@感想は気まぐれに

18
【再読】一時期、井形慶子を読み漁っていた時期がある。本棚整理がてら不意に読みたくなり。善か悪か、黒か白か、好きか嫌いか、二者択一ではなくて、第三の道、方法もある。生き方も。イギリスの習慣というより、井形式。何においてもそこにイギリスを見出だし、関連付けて「3」に分けてみる。いま読んでみると、ふーん、という浅い言葉しか出てこない。けれど、その「3」にも悩み、様々を超えて自分を見つめてきた頃があるからこそのいまがあると思える。試行錯誤しながら自分を知ること。イギリス式でも何でもいい。やらないよりはやるべし。2020/08/11

ロクゴー

5
★★★☆☆(3)ちょっとイギリスイギリス言い過ぎている感はあるものの、主題である《自分を「仕事」「生活」「プライベート(個人的活動…恋愛とか)」の3つに分けよう》という主張には大変共感できた。巷では「1つの事に人生をかけて成功している」方々がもてはやされる一方で、自分の中に明確な軸が見えずに悩んでいた時に読んだため、「3つの面で自分を支える」「場面ごとに切り替える」という提案に心救われた気がした。また「好き・嫌いの二者択一ではなく、3つに割ることでグレーゾーンが生まれる」という考え方もナルホドと感じた。2010/01/23

akane

3
仕事人としての自分、生活者としての自分、そして個人としての自分…3つの自分を分けて持っておくという発想はかなり参考になった。2013/09/15

Taro

2
イギリス式が全て万能とは思わないが、参考になる部分は大いにあった。3つの自分を持ち、一つがダメになっても慌てない。非常に重要な心構えだと思う。2014/03/14

壱萬弐仟縁

2
三位一体とか、朝昼晩とか、過去現在未来のように、3は人生を上手く生きるコツのようである。「The Three characters of variety-『ひとり3役』という3のマジック」(25ページ)は、日本人の生き方論にも示唆されることが多い気がする。特に、限界集落や過疎地域に住むなら尚更だ。容姿端麗な女性なのだが、実は「素の自分を偽りながら社会生活を送る大変さ」(38ページ)に疲弊したプライベート。要はバランス感覚が行動を伴えばよいのだが、なかなか現実は難しい。プライドの匙加減が大切か。2012/08/09

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