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新潮文庫
わしらは怪しい雑魚釣り隊―マグロなんかが釣れちゃった篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101448374
  • NDC分類 787.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

雑魚を釣って早7年。椎名隊長率いる雑魚釣り隊にも、まさかのブランド魚に挑むチャンスがやってきた! 抱腹絶倒の釣り紀行。

多くの釣り人にじゃけんにされる雑魚を積極的に釣って、その無念をはらしてあげよう。そんな心意気で釣りに挑んできた俺たちにも、釣魚界の王様に挑むまさかのチャンスがやってきた。沖縄・久米島から漕ぎ出した大波荒れ狂う東シナ海で、本物のマグロを釣ってしまったからさあ大変! その他、イカさん、タコさん、アナゴさん……ちゃんと雑魚も釣りました。抱腹絶倒の釣り紀行!

内容説明

多くの釣り人にじゃけんにされる雑魚を積極的に釣って、その無念をはらしてあげよう。そんな心意気で釣りに励んできた俺たちにも、釣魚界の王様に挑むまさかのチャンスがやってきた。沖縄・久米島から漕ぎ出した大波荒れ狂う東シナ海で、本物のマグロを釣ってしまったからさあ大変!その他、イカさん、タコさん、アナゴさん…ちゃんと雑魚も釣りました。抱腹絶倒の釣り紀行。

目次

教養遠足・鮫のおべんきょう
九十九里、春はいまだし
アヤザコ「ドキュメンタリ」の一日
鯛など釣ったらタイへんだ。
小名浜漁港、イワシの唐揚げ日和
佐渡島ヌカカ堤防の喜びと悲しみ
三浦三崎タコ騒動
秘密的キャンプ基地の退屈でない日々
海は泣いている。漂着ゴミについて考えよう
寒風突撃スミイカびゅうびゅう作戦〔ほか〕

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。「本の雑誌」編集長。『アド・バード』(日本SF大賞)などのSF作品、紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)などの自伝的小説、旅と食の写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryuji

8
★★★★☆小学生の娘が「結婚記念日」のプレゼントとして椎名誠ファンの私に贈ってくれました。釣り雑誌「釣り丸」の連載されていた、椎名さんとその仲間達のドタバタ釣り紀行を文庫化した本。本屋でたまに立ち読みはしていたが、こうやってキチンと読むと雑魚だけじゃなくて意外と本格的な魚も釣っているのだなと思った。私自身、釣りも趣味ですが最近は船に乗ってばかり。この本を読んで久しぶりに堤防での陸っぱりからの釣りもしたくなった。それにしても椎名さんご自身は釣りをしているよりも、ビールを飲んでいる場面のほうが多いような気が。2016/03/14

勝丸

4
いつ読んでも、たくさんの仲間に囲まれて羨ましい限りです。2016/05/14

Koji

4
何かを楽しめるって良いなぁと思うけれど、それを仕事にするのも大変だろうなぁ。2015/05/11

ぼん

4
遂にマグロまで釣ってしまった「堕落」著しい雑魚釣り隊。 後半、東ケト会のメンバーの逝去や自己の欝(ワークホリック)の告白もあったりしてちょっとシンミリするが、それもええ大人(おっさん連中)が年齢を忘れて遊び尽くすこのあやしいシリーズのまぎれも無い真実の一面で、シーナさん自身も年齢を重ねそういった事をリアルに感じているのではないだろうか。悲しいことではあるが十数年先には椎名誠という稀有な作家の死を持って、この仲間達とのなんともいえない楽しい「あそびの時間」の終焉を予感させる1冊になったと感じる★★★☆☆2014/09/09

みち3

4
椎名誠を読んだのは、本当に久しぶり。中学生の頃夢中で読んだな~。懐かしい文体は健在。ニヤリとさせられる言い回し。そして何よりもこの本には、自分が夢中で読んで、憧れていたシーナがそのままで、いた!いつまでもバカガキでありたいのは男の浪漫かな。うん、仲間達と釣り行こう!2014/08/05

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