出版社内容情報
その眼に映れば毎日は不思議でちょっと哲学的。話題の小説家が笑いとロマンを炸裂させる週刊新潮の人気コラム「オモロマ」が一冊に。
恋人の隠し事に突然ひらめくピッコン!の謎。原稿料をめぐる文筆業界の秘密。大破したタクシーで血まみれ運転手が見せた驚きの行動――。ときにゆるり、ときにぴーんと。いろんな視点で眺めれば、日常が隠す不思議の種は、みるみる哲学に育つ。やわらかな言葉がひらく新世界の扉、週刊新潮の人気コラム「オモロマンティック・ボム!」が一冊に。「夏の入り口、模様の出口」改題。
内容説明
恋人の隠し事に突然ひらめくピッコン!の謎。原稿料をめぐる文筆業界の秘密。大破したタクシーで血まみれ運転手が見せた驚きの行動―。ときにゆるり、ときにぴーんと。いろんな視点で眺めれば、日常が隠す不思議の種は、みるみる哲学に育つ。やわらかな言葉がひらく新世界への扉、週刊新潮の人気コラム「オモロマンティック・ボム!」が一冊に。
目次
ピッコン!
みんなに名前はあるけれど
燃やして、お手紙
恥ずかしいって、なんですのん
お金の話はしません世界
あなた編集者?
おめでたい人
明晰夢があれば生きてゆける
世田谷のがんばり
消します?それとも残します?
著者等紹介
川上未映子[カワカミミエコ]
1976(昭和51)年、大阪府生れ。2007(平成19)年、小説「わたくし率イン歯ー、または世界」で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、’08年小説「乳と卵」で芥川賞、「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」、’09年詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞を受賞。’10年映画『パンドラの匣』でキネマ旬報新人女優賞を受賞。小説『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
めしいらず
hit4papa
とりあえず…
佐島楓