新潮文庫<br> ぼくは猟師になった

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
ぼくは猟師になった

  • 千松 信也【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 新潮社(2012/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに15冊在庫がございます。(2024年04月28日 15時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101368412
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

猟師になった33歳の若者が、シカやイノシシに囲まれた京都の山から生を見つめた記録。

木についた傷や足跡からシカやイノシシの気配を探る。網をしかけ、カモやスズメをとる。手製のワナをつくる。かかった獲物にとどめをさし、自らさばき、余すところなく食べ尽くす――。33歳ワナ猟師の日常は、生命への驚きと生きることの発見に満ちている。猟の仕方、獲物のさばき方から、日々自然と向き合う中で考えたことまで。京都の山から生を見つめた若者猟師の等身大の記録。

内容説明

木についた傷や足跡などからシカやイノシシの気配を探る。網をしかけ、カモやスズメをとる。手製のワナをつくる。かかった獲物にとどめをさし、自らさばき、余すところなく食べ尽くす―。33歳ワナ猟師の日常は、生命への驚きと生きることの発見に満ちている。猟の仕方、獲物のさばき方から、自然と向き合う中で考えたことまで。京都の山から見つめた若者猟師の等身大の記録。

目次

第1章 ぼくはこうして猟師になった(妖怪がいた故郷;獣医になりたかった;大学寮の生活とアジア放浪 ほか)
第2章 猟期の日々(獲物が教える猟の季節;見えない獲物を探る;ワナを担いでいざ山へ ほか)
第3章 休猟期の日々(薪と過ごす冬;春のおかずは寄り道に;夏の獲物は水のなか ほか)

著者等紹介

千松信也[センマツシンヤ]
1974(昭和49)年兵庫県生れ。京都大学文学部在籍中に狩猟免棋を取得し、先輩猟師から伝統のワナ猟(ククリワナ猟)、網猟(無双網猟)を学ぶ。現在も運送会社で働きながら猟を続ける、現役猟師である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

128
運送会社で働きながら、京都の山でワナ猟をする猟師の記録。鉄砲撃ちじゃない猟師の仕事は想像以上に壮絶だった。自由を奪った獲物を打ち殺し、トドメをさし、速やかにさばいていく……。その様子が写真入りで解説されているので、苦手な人にはきついかも。「猟師は残酷か?」という問いに答え「動物の肉を食べることはかなりの労力を費やす一大事。動物に思いをはせず、お金だけ払って食べるのは残酷ではないのか」と問いかける。この言葉こそ彼が猟師を続ける理由の一つであり、《一般の》生活者が受け止めなくてはならないメッセージだと思った。2015/08/22

ゴンゾウ@新潮部

125
自給自足の生活の為に農業に従事する人の体験談をよく聞くが、狩猟生活者の話をはじめて知った。東北のマタギのようなある種閉鎖的でストイックなイメージがあったがそういったことは全くなかった。生きる為には動物の殺生は避けることはできない。だからこそ自然に感謝し美味しく無駄なく頂くことに全力を尽くす。千松さんの生活や考え方を聞いていると日本が抱える多くの問題を解決するヒントがあると思った。2015/08/17

扉のこちら側

88
初読。2015年774冊め。33歳の若き兼業猟師の生活。大学在学中に猟師になって学生寮でシカをさばいて皆で食べるとか、京大だろうかと思ったらやっぱり京大だった(笑)著者自身が「猟師になるには」的な本があればありがたかったと語る中で書かれた本書は、特殊な人が行うものではなく、自然の中で人が暮らす生活の一旦だということを感じさせてくれる。肉は年に数えるほどしか食べない私でも、読んでて食べたくなるレシピ(解体からスタートする!)もおもしろい。2015/07/09

pino

86
現役の猟師である著者の飾らない文章は親しみやすく、等身大の猟師の生活がよく分かった。猟師になる為の手続きやワナの仕組みなどの説明も記載されている。興味深いのは、幼少期に著者が沢山の生き物と関わったエピソード。命の不条理を考える環境と、おばあさんと、やっぱり・・妖怪がいた。本文の他に、獲物を解体する写真もある。一瞬ドキリとするが、作業は神聖な儀式のようだ。罠の仕掛けは、獣の形跡を見極め人間の気配を消さなければならない。猟師とは想像以上に繊細な職業だと思う。命を頂くという行為は私達と変わらない。読んでよかった2013/09/12

七色一味

67
読破。猟師の中にもいろいろと種類があるんだなぁ、と。個人的にはレシピとかはいらなくて、もっと猟の時の話とかを読みたかったかな。それにしても、なんかだアクティブな人だなぁ、ってのは素直な部分。自分がインドア派だから余計かもしれない。2015/07/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5591487
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。