内容説明
オムツは当ててもオツムは元気。すっかり老人力のついた、昭和12年生れの漫画家と画家兼作家が、これからの輝かしい人生を語る。男性女性、どちらがボケ上手?初めてチーズを食べたのは何歳?性に関する一番古い記憶は?穴あきパンツや一度だけ使った爪楊枝をいつ捨てる?お二人の芸術観をまじえた爆笑対談10連発!人生は70歳を超えてからですぞ、ご同輩。
目次
第1話 いつの時代のハナシですか(ゲスト 藤森照信さん)
第2話 なぜ女は歳をとっても大丈夫か(ゲスト 阿川佐和子さん)
第3話 数学っておもしろいんですね(ゲスト 藤原正彦さん)
第4話 コレクターになりたい
第5話 性に目覚めて五十余年!
第6話 お金はいつでもムツカシイ
第7話 貧乏性に生まれて
第8話 ルノワールは駄目な画家だ
第9話 今でも隠したい心の傷跡
第10話 そして「モーロー」は続く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アズル
17
登録していなかったので。東海林さんと赤瀬川さんのコンビの対談は、のっそりゆるーく進むのに、しばしばばっさりした発言があったりで、とても面白いです。まだまだ老化で遊んでいらしてくださいませ!!2014/06/23
ぐるぐる244
8
おっとりした赤瀬川さんなのに、絵画の話になると(「ルノワールは駄目な画家だ」)とても厳しくなるのがオモシロイ。赤瀬川原平の文章をもっとずっと読んでいたかった。2016/04/23
かんな
4
お金と貧乏性にまつわる章で、赤瀬川さんに同意することが多かった私ってやっぱり。(・・;)2013/06/02
けだい
4
赤瀬川さんの「やってるじゃない。寸前越えてるじゃない」に爆笑。
レイ
4
「え、こんな話まで!?」と思う対談もあり、貴重。いくら親しい仲でもきけないような内容が語られているので。お二人が語るとあまり嫌らしくならないのは、その人となりのためか。ゲスト対談では、藤原正彦さんが面白かった。2010/01/28