内容説明
ひやっとする病気、ものすごく悲しい別れ。本当についてない年だったけど、気づけば、同じように生きていく仲間がいた。人生で一番たくさん毛虫を見た台湾の陽明山をはじめ、沖縄、高知を旅し、三本の書き下ろしを執筆。母、主婦、社長、作家の四本立てに寿命が縮む思いをしながらも、悔いなくすごそうとますます思う。―作家として、ひとりの人間として、考えつづける日々の記録。
目次
Banana’s Diary
Q&A
著者等紹介
よしもとばなな[ヨシモトバナナ]
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒。’87年「キッチン」で「海燕」新人文学賞、’88年単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、’89(平成元)年『TUGUMI』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞。海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞を受賞。『白河夜船』『N・P』『アムリタ(上・下)』(紫式部文学賞)『不倫と南米』(ドゥマゴ文学賞)など著書多数。2002年8月の『王国その1 アンドロメダ・ハイツ』刊行より、「吉本ばなな」から「よしもとばなな」に改名した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まゆり
4
ついてないとタイトルにあるけど、楽しい日々が書いてあります。 以前、『人様が不快になるようなことは書かない』と書いてありました。 ばななさんの気配り、見習わないとなぁ。2013/09/11
ひとん
3
yoshimotobanana.com祭り。8.9巻と、2度読み。たくさん本を読まれているんだな。8月14日の言葉に、ハッとした。私もまさしくそう思い込んでたなぁ…それで、そうできなくて落ち込んでいた。なんだろう、この思い込み…理想はそうかもしれないけど、できないよね。良かった、安心した。柔軟に子育てしていこう。2018/01/06
eye
3
★★初読、保管。 この日記シリーズは割と好きでずっと読んでいるのだけど、 ちょっと辛くなってきたなあ スピリチュアル系、決して嫌いじゃないけど なんてーか 「わかってる人」の上から目線みたいなの 辛いってゆーか納得いかないってゆーか不愉快ってゆーか。 「わかってる」人達だけのおままごとかよー って印象がしちゃうのねん・・・ なにかあると「東京は」みたいなくだり、 ちょっとしんどい・・・ 2007/02/07
aaboo
2
チビちゃんが可愛かった。2023/01/31
青い向日葵ෆ*
2
去年から読み途中になってた。だけど日記だから、気兼ねなくゆったり読める。大好きな、ばななさんの日記…無償に読みたくなる時期って、ありますよね。2009/04/27