新潮文庫
引っこしはつらいよ―yoshimotobanana.com〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101359243
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

子供は商店街のある街で育てたい。そんな思いから始まった引越し計画は、銀行や不動産屋との理不尽な闘いのなかで進む。四十歳の誕生日を迎え、人に会うのを減らしてでも、書き物の時間を多少けずってでも、時間を家族にさきたいと思う。山積みの難問もひとつずつ解決していけば必ず道は開ける。へこたれそうになりながら信ずる道を進む母を、二歳の息子は初めて「ママ」と呼んだ。公式ホームページの日記とQ&A。

目次

Banana’s Diary
Q&A

著者等紹介

よしもとばなな[ヨシモトバナナ]
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒。’87年「キッチン」で「海燕」新人文学賞、’88年単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、’89(平成元)年『TUGUMI』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞。海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞を受賞。『アムリタ(上・下)』(紫式部文学賞)『不倫と南米』(ドゥマゴ文学賞)など著書多数。2002年8月の『王国その1アンドロメダ・ハイツ』刊行より、「吉本ばなな」から「よしもとばなな」に改名した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろちゃん

67
エッセイ。日記風に描いている奮闘物語。★★★2016/01/17

ひとん

4
yoshimotobanana.com祭り。6.7巻と、2度読み。1度目と2度目で受ける印象が違っていて、こちらの気持ち次第なんだなぁと思った。引越しの前後の「おなまけさん」へのバッサリ具合は、私も今年苦しめられた「おなまけさん」へもバッサリしてくれて気持ちをわかってもらえたようでスッキリした。下の子がこの頃のチビラくんと同じくらいなので、そうそう!と思ったり、子育ての悩み?方針?なんかも同じで、私は今(前から?)煮詰まってるんだなぁと気づけたりした。いろいろ、ばななさんありがとう!と言いたい。2017/12/30

たかよ

3
自分とは生活の感覚が違い過ぎて、読んでいてもつまらなかった…。 フィクションと割り切ってしまえば良いのだろうけど、それにしては現実味があり過ぎて。 もっと作者を知っていれば面白く感じられるのかもしれない。2014/08/15

まゆり

3
タイトルに反して、引っ越しの内容はあまり書かれてなかったような。。 好きな方なので日々楽しく暮らしてる様子が見れたのは嬉しいです。2013/06/15

sayo

2
ばななさんの日記につづられていることばのなかに、いつもいくつかはっとするものがあります。多くの人にあてはまるものでは決してないかもしれないけど、私には確かにあって、それは自分が感じているけどことばにできていないもやもやしたものを見事に言い当てているようです。2017/06/06

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