内容説明
素晴らしい友達、先輩に会う。おいしい料理を食べる。買い物をする。花粉症に悩み、犬の性格に納得する。いつもの私の日々…。2002年6月日本中がサッカーに沸いた頃、突然判明した妊娠!?酒が一滴も飲めない日々が始まった。公式ホームページの日記とQ&Aの活字化、第二弾。読者からの質問、「潔い生き方とは何か」にも答える。
目次
Banana’s Diary
Q&A
著者等紹介
よしもとばなな[ヨシモトバナナ]
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒。’87年「キッチン」で「海燕」新人文学賞、’88年単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、’89(平成元)年『TUGUMI』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞。海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞を受賞。『アムリタ(上・下)』(紫式部文学賞)『不倫と南米』(ドゥマゴ文学賞)など著書多数。2002年8月の『王国 その1 アンドロメダ・ハイツ』刊行より、「吉本ばなな」から「よしもとばなな」に改名した
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
82
エッセイというより日記という感じですね。ばななさんの日常に共感しつつ読みました。飾り気のない正直な方だなと思わされます。妊娠がわかっても淡々と過ごしていたようですが、それが普通のことなのでしょうか。2017/12/19
妾狂い めいとく
11
私、よしもとばななのこと結構好きです。落ち込んでいるときでにっちもさっちも行かなくなったときに慰められる日記です。2014/06/05
すぅさん
6
ばななさんの私生活が垣間見れて、しかも妊娠期だって。どんな風に過ごしたんだろうと期待したのがいけなかったか。なんてゆーか…ばななさんの本はそれほど読んでるわけではないけど透明感がいいなって思ってて勝手に品性を感じていたわけですが、作者に品性が溢れてるってわけじゃないですもんね。妊娠まではーと飛ばし飛ばし読んだけど、分かった所でさらに幻滅。もうドロップアウトです。2019/01/07
ちいさな図書館
3
ばななさん再読続行中。付箋だらけになる。ちょっと厳しい言い回しもあるけれど、そこでしゃん、と背がのびる感じ。目線が違うなぁと実感。読むたびに発見がある読書、素晴らしい。2012/10/18
ひとん
2
yoshimotobanana.com祭り…再熱?2008年がどうしても読み進められなくて消火してしまったかと思っていたが、順番変えて読んでみたら、やっぱり面白い。夫婦2人の生活と、妊婦生活の両方が読める。ここから、チビちゃんへ繋がってるんだなぁ。2018/03/12