内容説明
電車の車内で、あなたは何をしていますか。時間を持て余した時、誰もがふと見上げる中吊り。JR東日本の中吊りに連載されて話題となった19編の「中吊り小説」が遂に一冊になりました。吉本ばななから伊集院静まで、当代きっての人気作家達が描く、恋愛小説、幻想譚、コント、エッセイ、メルヘンなどなど。単行本収録の8編に、文庫化にあたり新たに11編を加えたお得な完全版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
44
JR東日本「Tokyo Train キャンペーン」からの小説集。大好きな作家さんの作品だけを再読しました。和田誠さんと安西水丸さん。2023/01/02
momogaga
21
再読。今回は「帰る」をキーワードに読んだ。それにより新たな発見もできた。2016/01/22
5〇5
9
整いました! 「中吊り小説」とかけまして、「イッキ飲み」とときます。 その心は、どちらも一駅で読めます(一息で飲めます)!2023/06/28
nemuro
9
何となく手に取った本ですが、予想以上に面白かったです。また、本書は、「JR東日本の電車内の中吊りポスターに連載された」とのことですので、自称“活字中毒者”の私にとっては、「こんな中吊りがあれば通勤も楽しそうだなぁ」と、ちょっと憧れの活字媒体でもあります。2012/05/07
momogaga
8
再読。すべてが好きな作家とイラストレーターのオムニバス。ぜひ第二弾をやってほしい。2015/07/27