新潮文庫 富士山のオキテ―世界遺産を歩いてみよう

工藤 隆雄【著】

新潮社（2013/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 308p／高さ 16cm
• 商品コード 9784101353425
• NDC分類 291.51
• Cコード C0175

出版社内容情報

世界文化遺産に登録され、人気の高まる富士山。登山の基礎知識から、名所・旧跡の詳細案内までを網羅した、富士山ガイドの決定版。

世界文化遺産に登録された日本一の山、富士山。観光スポットとしての人気も高まる一方です。本書では、富士山とその周辺の「構成資産」と呼ばれる25の名所・旧跡を徹底解説。また、登頂ルートの詳細案内や、高山病の防ぎ方、装備や服装に関する注意などといった、富士登山に必要な基礎知識も満載です。実用的なアドバイスから、その歴史や文化までを網羅した、富士山ガイドの決定版。

内容説明

世界文化遺産に登録された日本一の山、富士山。観光スポットとしての人気も高まる一方です。本書では、富士山とその周辺の「構成資産」と呼ばれる２５の名所・旧跡を徹底解説。また、登頂ルートの詳細案内や、高山病の防ぎ方、装備や服装に関する注意などといった、富士登山に必要な基礎知識も満載です。実用的なアドバイスから、その歴史や文化までを網羅した、富士山ガイドの決定版。

目次

富士山の魅力
第１部　世界文化遺産を歩こう（世界文化遺産への道のり；富士山の構成資産全２５カ所完全ガイド）
第２部　富士山に登ろう（富士登山の基礎知識と心構え；富士登山４大ルートとお鉢めぐり；富士登山のための装備と服装；富士山は危険がいっぱい；富士山麓トレッキング７コース；富士登山のための１０カ条）

著者等紹介

工藤隆雄［クドウタカオ］
１９５３（昭和２８）年、青森県生れ。出版社勤務を経て、ノンフィクションから児童文学まで幅広い執筆活動を続けている。日本大学芸術学部文芸学科講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[翔亀]

世界遺産ガイドブックとして読まれているようだ。前半は、富士山の歴史+世界遺産の構成資産の紹介。簡潔だがネットで簡単に知れる程度の情報がまとめてあるだけで新鮮味がない。我慢して読み進めたが、後半で驚愕。むしろ、登山家&山小屋主人である著者の真骨頂なのだろうが、富士山登山の危険性がトウトウと述べられる。高山病、紫外線、落雷、落石、強風、転倒そして疲労遭難。正論である。初めて登る山が富士山、という人が多いためなのだろうが、甘く見るなと戒めている。お手軽ガイドブックに見せかけて、キチンと正しいことを書く誠実な書。

2015/07/28

[むん]

もしかすると今年の夏キャンプで富士山に登ることになるかも知れない、と言われてこの本を読んでみました。1合目から5合目までか、宝永山等なら良いハイキングが出来そうだとわかりました。でも結局は、夏キャンプで山中湖周回ハイク（野帳ハイク）をすることになって、富士山は登らなくなりました。人込みや渋滞、暑いだけの山は苦手なので良かったです。冬の富士山に登れる技術を身に着けるまで富士山は僕にとって眺める山です。

2014/07/29

[おこげ]

登る前に読んでもいいし、登ってるときに持ち歩くのもいい。1度読んだら富士山日帰りはもったいないと感じてしまう。

2019/12/20