新潮文庫<br> ポニーテール

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新潮文庫
ポニーテール

  • 重松 清【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101349329
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

親の再婚で姉妹になった四年生のフミと六年生のマキ。そして二人を見守る父と母。家族のはじまりの日々を見つめる優しい物語。

小学四年生のフミと、六年生のマキ。ふたりは、お互いの父と母の再婚できょうだいになったばかり。おねえちゃんと仲良くなりたいフミだったが、無愛想なマキの心がわからずに泣いてしまうことも。マキはマキで、新しくできた妹に戸惑っていた。そして、姉妹を見守る父と母もまた、「家族」になるためにがんばっていて……。四人家族ひとりひとりの歩みを見つめた、優しさあふれる物語。

内容説明

小学四年生のフミと、六年生のマキふたりは、お互いの父と母の再婚できょうだいになったばかり。おねえちゃんと仲良くなりたいフミだったが、無愛想なマキの心がわからずに泣いてしまうことも。マキはマキで新しくできた妹に戸惑っていた。そして、姉妹を見守る父と母も、「家族」の難しさに、迷ったり、悩んだり…。四人家族ひとりひとりの歩みを見つめた、優しさあふれる物語。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、また’10年には『十字架』で吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

246
なんども言うが、重松さんの子ども目線の小説が苦手である。ワザとらしいし、ムリがありすぎるし。この作品にしたって、主人公の女の子が幼すぎる。イマドキの小4女子って(わたし時代ですら)もっと大人びてるし、こんな思考も言動もしない。主人公の義理のお姉ちゃんも、一方的に意固地な女の子に書かれすぎ。両脇に結ぶ髪は、ツインテール、もしくはピッグテールであって、ポニテふたつではない(笑)。とはいえ、読みやすくはあり、親同士の再婚によって生まれた家族の誕生を、ぎこちなさも交えてよく書かれている…また読んじゃうんだろうな。2018/09/02

佐々陽太朗(K.Tsubota)

141
切なさ一二〇%。いつものことではあるけれど、重松氏にはこの度も泣かされました。人生は思うようにならない。こんなふうになりたいと心から願っても、神様は意地悪で時には一番大切にしているものすら奪ってしまう。手の中にあった幸せはちょっとしたことでその手をすり抜けてしまう。それでも、心の底から幸せを希えば、それも周りの人を大切に思うかたちで希求するならば、また別の幸せがそこに現れる。「これでよかった。今が一番幸せだ」そう信じることが出来る。重松氏の小説は幸せを希う祈りだ。2014/08/09

シブ吉

140
お父さん、お母さん、マキ姉ちゃん、フミちゃん、そして、ネコのゴエモン二世。再婚で一組になった家族の始まりの物語。六年生のお姉ちゃんの「ポニーテール」に憧れるオカッパ頭のフミちゃんは四年生。「お姉ちゃんが卒業する迄に同じポニーテール姿で一緒に登校したい」のがフミちゃんの内緒の目標だったが。。。様々な出来事を通し、少しずつ家族の形になりかけて行く姿を見つめながら、心の中で「フミちゃん、頑張れ」「マキ姉ちゃん、本当は優しいね」と一喜一憂。乗り越えて行く事で強くなる家族の絆と、ネコのゴエモン二世に拍手でした。2014/07/01

にいにい

129
重松清さんの4作品目。設定が、今まで読んだ学校物とは異なり、新鮮だった。子連れの再婚どおしの「新しいはじまり物語」。母と死別したフミと父親に浮気され母と二人になったマキ。家族の互いに対する思いやりにほろっとさせられる。言いたいことを率直に言えないもどかしさ。どう接していいのか分らない不安。ゴエモンⅡ世の存在がポイントとなる。。読んでいて心がほっこりとする一冊。ただ、フミもマキも大人の考え方が出来すぎかな。物分かりが良すぎた。あとがきの東日本大震災後、単行本と書き換えた部分を知りたい。単行本も読んでみよう。2015/03/17

優花 🍯モグモグ

109
小学4年生のフミの父親と小学6年生のマキの母親の再婚で新しい家族になったばかり。泣き虫だけれど素直なフミと無愛想だけれどしっかり者のマキ。自分の気持ちを相手に上手く伝えられず戸惑ったりもどかしい気持ちになったり……。フミやマキを信じ見守る父親と母親も『新しい家族』になる難しさに迷ったり悩んだり……。そんな家族を見守る一匹の猫(ゴエモン二世)。新米の父と母、姉妹だけれど、時間をかけながら、ゆっくりと本当の家族になっていく姿が目に浮かびます。とっても優しさあふれる一冊でした。2015/02/11

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