内容説明
豊かなはずの超大国アメリカに、貧困生活を送る人、医療費が払えず破産する数多の人がいる。貧しさゆえに戦場に送られ、心身に深い傷を負う若者がいる。そんな現状を打破すべく立ち上がった「弱者」たちがいた―。電子投票に抗議する活動家。軍事訓練に反対する高校生。反戦運動を展開する母親たち。進み続ける彼らに寄り添い、希望の灯を探す若きジャーナリストの心の旅路。
目次
大統領選の光と闇(ハンスト実行;アロハシャツのガンジー ほか)
正義の価値(なんでハンストしようと思ったの?;新聞のない家 ほか)
アメリカの見えない徴兵制(携帯で軍に勧誘される高校生たち;落ちこぼれゼロ法 ほか)
見えない列車に乗せられる若者たち(殺しのマシーン教育;兵士たちのグッバイレター ほか)
未来を選び取る自由(軍事化される子どもたち;最大のターゲットはマイノリティ ほか)
著者等紹介
堤未果[ツツミミカ]
東京生れ。米ニューヨーク市立大学大学院より国際関係論修士号取得。アムネスティ・インターナショナルNY支局員などを経て、米国野村證券に勤務中の2001年9月11日、同時多発テロに遭遇。以降、ジャーナリストとして活躍。著書に『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』(黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞)『ルポ貧困大国アメリカ』(日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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