出版社内容情報
外交交渉の最前線から、琉球人の意識の古層へ。世界の中心を移すと、日本の宿命と進むべき道が見える! 著者会心の国家論。
母の故郷、沖縄・久米島。その新垣の杜には世界の中心がある――琉球古謡集『おもろさうし』の一節は、緊迫の北方領土交渉を務めた著者を揺さぶった。では久米島が世界の中心なら、世界そして日本はどう映るのか。思索は外交の最前線から、遥か琉球人の意識の古層へと飛び、やがて日本の宿命と進むべき未来が現れる。瞠目の国家論。「沖縄・久米島から日本国家を読み解く」改題。
内容説明
母の故郷、沖縄・久米島。その新垣の杜には世界の中心がある―琉球古謡集『おもろさうし』の一節は、緊迫の北方領土交渉に努めた著者を揺さぶった。では久米島が世界の中心なら、世界そして日本はどう映るのか。思索は外交の最前線から、遙か琉球人の意識の古層へと飛び、やがて日本の宿命と進むべき未来が現れる。瞠目の国家論。
目次
ソ連帝国の自壊
亜民族(ナロードノスチ)
根室
ユタ
死者と生者
ニライ・カナイ
堂のひや
マブイ
君南風
聞得大君〔ほか〕
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960(昭和35)年生れ。’85年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。’05年2月執行猶予付き有罪判決を受けた。同年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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