出版社内容情報
嫌いなもの、わからないものを突き詰めてこそわかるものがある。内田樹氏との特別対談を収録した、「大言論」シリーズ第2部。
戦争のおかげで変わり、学んだ世代の私は、大学紛争を経てオウム事件を機に大学を辞めた。「日本に思想はない」というが、そもそも人は、何かを信じなければ生きられない。傷つかないで終わるのが、理想的人生なのだろうか。政治、環境問題、宗教、歴史、科学――嫌いなものを突き詰めてこそ、わかってくるものがある。巻末に内田樹氏との特別対談を収録した、大言論シリーズ第2巻。
内容説明
戦争のおかげで変わり、学んだ世代の私は、大学紛争を経てオウム事件を機に大学を辞めた。「日本に思想はない」というが、そもそも人は、何かを信じなければ生きられない。傷つかないで終わるのが、理想的人生だろうか。政治、環境問題、宗教、歴史、科学―嫌いなものを突き詰めてこそ、わかってくることがある。内田樹氏との特別対談を収録した、「大言論」シリーズ第2巻。
目次
われわれの思想としての事件
考える軍隊
信仰とはなにか
ユダヤ問題
意識の博物学
博物学の視点
違いから説き起こす
お金や情報は「現実」か
石油が維持する秩序
傲慢になっていないか
単純な人生
人を見ること、生きること
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、鎌倉生れ。解剖学者。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。’89(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』は大ヒットし2003年のベストセラー第1位、また新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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