内容説明
大日生命社長広岡俊は、組合の反発、役員会の不協和音、マスコミの中傷を抑え、実子の厳太郎を役員待遇で入社させた。若き取締役厳太郎は外務の現場から学び、爽やかな人柄と卓越した交渉能力で、国際保険の制度化、法人営業部設立と革新的な事業を立ち上げて行くのだが…。生保業界に新風を巻き起こした実在の青年実業家をモデルに同族経営の根本問題を見据えた長編経済小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハーブ
2
やっと見つけた高杉良さん未読本 良い作品は読んでしまっていたようです 最近新作の話聞かない 好きな作家を食べ尽くして思うのは 作家さんとは共に戦った同士・旧友 いやライバルみたいな気持ちになりますね やられたーって新作待ってます!2012/06/04
こっぺ
2
企業小説。高杉良初読み。とても読みやすいし、なんか登場人物たちが皆さわやか。企業小説ということで、堅苦しくて小難しい業界や社内のしがらみなど出てくるかと思いきや、そう言った点はあっさりわかりやすくまとめているので初心者にはありがたかった。この著者の他の本も読んでみようと思う。2012/02/14
おどやまおどす
0
1995