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新潮文庫
左腕の誇り―江夏豊自伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101300412
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

「江夏の21球」「オールスター9連続奪三振」「年間401奪三振」。球史に輝く数々の伝説と記録を打ちたて、引退してなお人々に鮮烈な印象を残す、天才左腕・江夏豊。関西に生まれたガキ大将は、いかにして20世紀最高の投手に成り得たのか。栄光と挫折に満ちた波乱万丈の野球人生を語り尽くす。王、長嶋、野村、田淵、衣笠ら名選手との秘話も満載。すべての元野球少年に贈る、決定版自伝。

目次

才能の発見―昭和二十三‐四十一年
二十歳の奪三振王―昭和四十二‐四十三年阪神時代
大記録の代償―昭和四十四‐四十六年阪神時代
確執のなかで―昭和四十七‐五十年阪神時代
リリーフ・エースへの道―昭和五十一‐五十二年南海時代
最も幸福なとき―昭和五十三‐五十五年広島時代
戦いすんで―昭和五十六‐五十九年日本ハム、西武時代

著者等紹介

江夏豊[エナツユタカ]
1948(昭和23)年、奈良県生れ。’67年、阪神に入団。’76年、南海へ移籍後、リリーフ投手に転向。’78年、広島へ移籍。’81年、日本ハムに移籍。’84年、西武に移るが、同年シーズン終了後、現役引退を発表。’85年春、大リーグ入りに挑戦し、ブリュワーズのキャンプに参加するも帰国。その後、野球評論家として活躍する

波多野勝[ハタノマサル]
1953(昭和28)年、岐阜県生れ。慶應義塾大学法学部卒。同大学院法学研究科修了。法学博士。近現代史研究家、総合教育研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tu-bo@散歩カメラ修行中

32
熱狂的な阪神ファンの母の影響で、阪神ファンだった。そして江夏の全盛期をリアルタイムで観ることができたのは、幸いでした。今でも覚えている試合が、本書の中でも臨場感のある記述で記されていました。また当時の阪神の複雑なポジション(巨人と優勝争いをして二位が最善!?)や、阪神歴代監督の人柄、派閥の確執が、生々しく描かれています。阪神ー南海ー広島ー日本ハムー西武ー大リーグ挑戦 伝説の左腕の足跡 江夏のファンには、たまらない一冊です。図書館遭遇。<(_ _)>

ツバメマン★こち亀読破中

25
先発し延長11回までをノーヒットノーランで投げ抜き、自らサヨナラホームランを放ち勝負を決める…こんな野球マンガの様な数々の伝説を持つ江夏豊が語るプロ野球の表と裏。阪神時代の江夏は凄かったんだな!見たかったな!ついでにONも凄かったんだな!2015/07/17

Willie the Wildcat

25
口下手で一本気。逆境を逆境と感じさせない。そして、期待に応える仕事人。要領がいいだけの生き方より、とても人間味がある。印象深いのが「ノート」。天才と呼ばれる人ほど努力。江夏氏も例外ではない。「変化」を受け入れ、自身を「変化」させる姿勢に共感。”軸”に正直である姿勢。この点も結果を残した原動力という気がする。薬物使用を肯定はできないが、それだけで氏の実績や人間性を否定すべきではない気がする。野球はあまり興味が無いが、全盛時の王氏との対決は見たかったなぁ・・・。2013/03/07

田中

9
阪神時代は先発にリリーフと大車輪の活躍をした。酷使され続けたために心臓を病み左腕は血行障害に苦しむ。文字どおり命を張って投げ続けた江夏をタイガースはどうして大事にしなかったのかと悔しく思う。2011/02/11

ウチ●

6
暴露的な内容も多数。江夏の自伝となればそれは避けては通れないところであろうが、何とも型破り。サチ(衣笠)さんや大沢監督とのいやはや破れかぶれなエピソード。阪神球団については様々な事件・事柄がてんこ盛りだが、ファンが読んだらどのような感想を抱くのか、非常に微妙。個人的には巨人のV9後期のあたりが最も熱心にプロ野球を観ていた時代だったので様々な記憶を呼び起こされました。彼こそは大投手にしてパイオニア。そして、チャレンジャーであった・・・。2015/07/15

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