出版社内容情報
「ぶっ殺すぞ、お前!」。恫喝により冤罪を作り出してしまった元暴言検事の告白。検察庁の真実を描く衝撃のノンフィクション。
「ぶっ殺すぞ、お前!」。僕は、その日、無実の組合長を恫喝した――。理想を抱き検察官の道に進んだ青年は、「割れ!」「立てろ!」という殺伐とした言葉が飛び交う職場を生き地獄と感じ、心身のバランスを崩してゆく。そして自らの弱さゆえ、冤罪をつくり出すという大罪を犯してしまった。元“暴言検事”の懺悔と告白。知られざる検察庁の闇を内側からえぐる衝撃のノンフィクション。
内容説明
「ぶっ殺すぞ、お前!」。僕は、その日、無実の被疑者を恫喝した―。理想を抱き検察官の道に進んだ青年は、「割れ!」「立てろ!」という殺伐とした言葉が飛び交う職場を生き地獄と感じ、心身のバランスを崩してゆく。そして自らの弱さゆえ、冤罪をつくり出すという大罪を犯してしまった。元“暴言検事”の懺悔と告白。知られざる検察庁の闇を内側からえぐる衝撃のノンフィクション。
目次
第1章 検事への志
第2章 「検事」への改造
第3章 挫折
第4章 束の間の復活
第5章 大罪
第6章 「暴言検事」の死
第7章 償い
著者等紹介
市川寛[イチカワヒロシ]
1965(昭和40)年、神奈川県生れ。中央大学卒。’90(平成2)年に司法試験に合格し、’93年検事任官。2000年から佐賀地検に三席検事として勤務、佐賀市農協背任事件の主任検事を務める。同事件の被疑者に不当な取調べを行ったことについて法廷で証言し、大きく報道される。その後、被告人は無罪となった。’05年に辞職し、’07年弁護士登録。’14年からアパリ法律事務所に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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