出版社内容情報
大金持ちになる方法、知りたくありませんか? 150年前の黄金発見と現代のIT産業の共通点。『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』改題。
内容説明
1848年、地の果てカリフォルニアで黄金が発見された。報が伝わるや一獲千金を狙って金採掘者が殺到したが彼らは結局落ちぶれた。成功したのは駅馬車業者、衣料品屋、銀行家、そして鉄道家だった。150年前のゴールドラッシュと、IT産業の起業家が輩出するシリコンバレーとの共通点を示しつつ、途方もない金持ちが誕生する仕組みを明らかにする。
目次
第1部 地表に金がころがっていた―19世紀のゴールドラッシュ(所有地に金が出たので無一文になった男;成功者は金を掘らなかった;皇帝と怪盗、そして見聞者)
第2部 鉄道王、大学を作る(大陸横断鉄道の完成;近代的錬金術の秘密;カリフォルニアへの苦難の旅;リーランド・スタンフォード;ピカピカ大学、牧場の真ん中に出現す;百年の歳月がもたらしたもの)
第3部 ゴールドラッシュの再来―シリコンバレーの起業家たち(大学院生が作った未来的企業 グーグルとヤフー;超新星の爆発 ネットスケープ;インターネットの「配管屋」 シスコシステムズ;反マイクロソフトの盟主 サン・マイクロシステムズ;新しいビジネスモデルの時代;シリコンバレーとスタンフォード大学の役割;日本経済の未来はどこに?)
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940(昭和15)年、東京生れ。東京大学工学部卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。’72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授、東京大学先端経済工学研究センター長、スタンフォード大学客員教授などを経て、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻は経済学。『バブルの経済学』で’92(平成4)年、吉野作造賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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