新潮文庫<br> オー!ファーザー

個数:
電子版価格
¥869
  • 電書あり

新潮文庫
オー!ファーザー

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月07日 22時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 557p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101250274
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一人息子に四人の父親!? 軽快な会話、悪魔的な箴言、鮮やかな伏線。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ四〇〇%の長篇小説。

一人息子に四人の父親!? 由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれて、高校生が遭遇するは、事件、事件、事件――。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。

内容説明

父親が四人いる!?高校生の由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれ、息子が遭遇するは、事件、事件、事件―。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。

著者等紹介

伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’03年『重力ピエロ』、’04年『チルドレン』、’05年『グラスホッパー』、’06年『死神の精度』『砂漠』が直木賞候補に。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。’08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 6件/全6件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

871
これまでに読んだ伊坂作品の中では、『マリア・ビートル』と並んで"荒唐無稽"なお話。なにしろ高校生の息子の由紀夫に、それぞれ毛色の違った父親が4人という設定。舞台は知事選挙さなかの町(モデルはおそらく仙台)。知事候補者の二人を含めて(直接の登場はないが)他の登場人物も、かなり変わっている。さらには物語の展開は、よく言えば自由奔放あるいは奇想天外、しかし見方をかえれば無軌道で支離滅裂(というほどではないが)ということに。伊坂氏自身は楽しんで書いたと思われるが、富田林が被害にあった詐欺事件の結末は?。2018/03/18

ehirano1

816
淡々と進む物語、何か起きそうで起きないかと思ったら最後の方でやっとなんとかそれなりに・・・、といった感じでした。数々の格言の引用や伏線回収はいつもどおりでなぜか安心してしまいました(当方も伊坂フリークなのでしょうか?)。ところで、参考文献に「サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル」というが記載されていて、あぁ、これはあのシーンに使われたのかと読後に気付き、フェルミ推定を再勉強しようと思い立っています。2016/11/03

れみ

611
4人の父親を持つ高校生の由紀夫が遭遇する事件。由紀夫と父親たちや同級生たちとの会話が可笑しくて笑ったり、途中で描かれる小さな出来事もすべてが繋がっている、その伏線の見事さはやっぱり伊坂さん。事件の行方にハラハラさせられつつ、由紀夫と父親たちの互いを思う気持ちがすごく良かった。2013/09/01

勇波

535
そりゃ個性が強烈な頼りになる父親が四人もいれば面白さも4倍になるさ!という作品です。80年代に量産された赤川次郎作品にありそうな設定。他の作品でもそうですが今作でも軽快なロックがBGMで流れているのでは?と錯覚を起こさせるほどリズムのいい物語です。中でも多恵子嬢と知代さんはまぎれもないロッカーだ。。そして伊坂作品の登場人物はDNAをも凌駕していくのだ★2015/07/20

yu

502
文庫にて再読。 由紀夫くん、確かにいいグレ方だ(笑)。登場人物のセリフまわしがいちいちいちいち面白くて、ツボに入りまくり。会社で読んでて、うっかりニヤつきそうになって危なかった。 知代さんの携帯に登録されているお父さん達の名前もウケる。 この作品、やっぱり好きだわぁ。またいつか読み返そう!2013/10/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6862013
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。