出版社内容情報
NHK朝ドラで話題!〈とと姉ちゃん〉と共に『暮しの手帖』を立ち上げた創刊編集長・花森安治。その伝説的生涯に迫る渾身の評伝!
全盛期には100万部を超えた国民雑誌『暮しの手帖』。社長・大橋鎭子(しずこ)と共に会社を立ち上げた創刊編集長・花森安治は天才的な男だった。高校時代から発揮した斬新なデザイン術、会う人の度肝を抜く「女装」、家を一軒燃やした「商品テスト」。ひとつの雑誌が庶民の生活を変え、新しい時代をつくった。その裏には、花森のある決意が隠されていた――。66年の伝説的生涯に迫る渾身の評伝。
内容説明
全盛期には100万部を超えた国民雑誌『暮しの手帖』。社長・大橋鎭子と共に会社を立ち上げた創刊編集長・花森安治は天才的な男だった。高校時代から発揮した斬新なデザイン術、会う人の度肝を抜く「女装」、家を一軒燃やした「商品テスト」。ひとつの雑誌が庶民の生活を変え、新しい時代をつくった。その裏には、花森のある決意が隠されていた―。66年の伝説的生涯に迫る渾身の評伝。
目次
『暮しの手帖』が生まれた街
第1部(編集者になるんや;神戸と松江;帝国大学新聞の時代)
第2部(化粧品で世界を変える;北満出征;ぜいたくは敵だ!;「聖戦」最後の日々)
第3部(どん底からの再出発;女装伝説;逆コースにさからって)
第4部(商品テストと研究室;攻めの編集術;日本人の暮らしへの眼;弁慶立ち往生)
著者等紹介
津野海太郎[ツノカイタロウ]
1938(昭和13)年福岡生れ。早稲田大学文学部卒業後、演劇・出版に携わる。晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長を歴任。2003(平成15)年『滑稽な巨人―坪内逍遙の夢』で新田次郎文学賞、’09年『ジェローム・ロビンスが死んだ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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