新潮文庫<br> 風屋敷の告白

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新潮文庫
風屋敷の告白

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101197234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

定年後、探偵事務所を始めたオヤジ二人。最初の事件はなんと洋館をめぐる殺人事件!? 還暦探偵コンビの奮闘を描く長編推理小説。

定年退職して暇をもてあまし、素人のくせに事務所を立ち上げた還暦探偵コンビ、憲幸と勉。最初のお客である美しい人妻の依頼で、空き家となった洋館の持ち主を捜し始めた二人は、なんとそこで白骨死体を発見してしまう。いったい殺されていたのは誰なのか。そして屋敷に隠された秘密とは――。危なっかしくも果敢なオヤジ探偵の大奮闘。めくるめく展開が待ち受ける長編ミステリー。

内容説明

定年退職して暇をもてあまし、素人のくせに事務所を立ち上げた還歴探偵コンビ、憲幸と勉。最初のお客である美しい人妻の依頼で、空き家となった洋館の持ち主を捜し始めた二人は、なんとそこで白骨死体を発見してしまう。いったい殺されていたのは誰なのか。そして屋敷に隠された秘密とは―。危なっかしくも果敢なオヤジ探偵の大奮闘。めくるめく展開が待ち受ける長編ミステリー。

著者等紹介

藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950(昭和25)年、福井市生れ。早大中退後、渡仏。エール・フランス勤務、帰国後のフランス語教師などを経て、エッセイを書きはじめる。’86年『野望のラビリンス』で小説デビュー。’95(平成7)年、『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞受賞。’97年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を開き、’99年『求愛』で島清恋愛文学賞受賞、2001年『愛の領分』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T. Mu

9
定年退職した親友2人で立ち上げた探偵事務所に舞い込んだ初依頼から、思いもよらない大事件へ発展して… メチャ面白かった❗️還暦を過ぎての妻との関係もホッコリ(笑)5.02022/11/23

スプリント

3
還暦を迎えて探偵業を始めた二人の活躍が描かれています。 コネも体力もありませんが推理力と行動力があります。 トントン拍子に進んでしまいすぎるところはありますが面白かったです。2020/05/02

efu

3
ドキドキしながら読みました。素人探偵みたいなオジサンたちがこんなことしちゃって大丈夫?なんて思いながら、ああこれがハードボイルドだった・・・なんて思ったりして。中高生時代には結構読んでたんですよね、黄金時代のハードボイルド。しかしながら覚えているのは決め台詞ばかり・・・。また読み直したいな・・・チャンドラーとか。2018/11/22

ドロンジョ935

2
還暦探偵ってフレーズが気に入って、シリーズ第2段だけど読み始めたら、おっちゃんたちが体力に任せずに、静かに活躍するのが良い。もう少しユーモアあると、もっと良いのに2015/12/13

トラジ

2
還暦探偵の続編。前作からの流れで軽めの作品だと思っていたら、なかなかの読み応え!素人と自称しながら地道な捜査と人柄で核心に辿り着く。40年前の殺人事件と失踪事件、直面した白骨死体と新たな殺人事件、永い時間軸のなか複雑に絡み合う人生模様。うまい具合に収まった味わいのあるミステリー。2015/11/13

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