新潮文庫<br> ロードス島攻防記 (改版)

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新潮文庫
ロードス島攻防記 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101181042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

イスラム世界に対してキリスト教世界の最前線に位置するロードス島。コンスタンティノープルを陥落させ、巨大な帝国を形成しつつ西進を目指すオスマン・トルコにとっては、この島は喉元のトゲのような存在だった。1522年、大帝スレイマン1世はついに自ら陣頭指揮を取ってロードス島攻略戦を開始した―。島を守る聖ヨハネ騎士団との5ヶ月にわたる壮烈な攻防を描く歴史絵巻第2弾。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

341
再読。ロードスの要塞を守る聖ヨハネ騎士団と、10万の大軍で攻撃するスレイマン1世のトルコ軍との攻防を描く一連のシリーズ。ただ、今回は史実に立脚しつつも、時として大胆な作家的想像力を駆使してみせる塩野七生さんらしい場面があまり見られないのは残念。抑制して書いたのか、あるいは残された資料が乏しいために、史実を離れてしまうことを怖れたせいなのかはわからない。それにしても、あの中世そのもののような聖ヨハネ騎士団が今もあるのは驚きだ。赤字に変形十字の病院や研究所がそれであるらしい。2012/05/11

KAZOO

113
むかしのハードカバーを読んだときに比べ、ローマ人の物語を最近読み直したせいか全体的な俯瞰ができるようになり理解がすすんでいるように感じます。聖ヨハネ騎士団を中心とした物語風な解説、塩野さんお得意のもって行き方ですがわかりやすさがあります。ロードス島というのが、トルコにとっても重要な拠点であったことがわかります。読んでいて西部劇のアラモの戦いを思い出しました。2015/07/20

レアル

89
地中海2作目。コンスタンティノープル陥落から70年。次は聖ヨハネ騎士団とオスマン・トルコ帝国のロードス島での攻防戦でアントニオ・デル・カレットの視点で描き出された歴史絵巻。激しい攻防の割に淡々と書かれていて、戦いに派手も地味もないが「コンスタンティノープル陥落」に比べ守りの戦いは面白みに欠ける部分もあるものの登場人物も少なく断然読みやすい。次は「レパントの海戦」。 2014/12/05

molysk

88
十字軍の時代、聖地イェルサレムを異教徒の手から護ることを使命とした聖ヨハネ騎士団。時代は下って紀元1522年、スレイマン一世率いるオスマントルコの大軍が、騎士団の拠点ロードス島に迫る。貴族の血を引く騎士たちは、甲冑に身を包んで、異教徒と刃を交える。対するオスマンは、地を埋める程の大砲と兵士たちを、絶え間なく城壁に向かわせる。五ヶ月の苛烈な攻防の後、騎士団はロードスを退く決断を下し、スルタンは異教徒の奮戦を称える。それは、中世を支配した宗教が、近代化がもたらした合理性に代わられる一幕でもあったのだろう。2022/01/23

future4227

81
1453年のコンスタンティノープル陥落から約70年後の1522年、再びトルコ帝国が地中海に大軍を送り込んでくる。立ち向かうのはロードス島を拠点とする聖ヨハネ騎士団。若干28歳にして20万という大軍を率いるスレタン・スレイマン。対する防衛側の総兵力はたったの5千。主力の騎士団員は600人にも満たない。兵力よりも城壁VS大砲の戦いのためか作戦の妙が全く感じられず、戦いそのものは面白くない。むしろ聖ヨハネ騎士団の歴史が興味深かった。今でも独立国家としてローマ市内に存在しているということに驚き!2023/05/07

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