新潮文庫<br> 沖縄学―ウチナーンチュ丸裸

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新潮文庫
沖縄学―ウチナーンチュ丸裸

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101163420
  • NDC分類 302.199
  • Cコード C0130

内容説明

おおらかなのかいい加減なのかビミョーな「テーゲー主義」、5分歩くのも嫌な「なんぎー文化」、台風で屋根が飛んでも落ち込まない「ナンクル気質」など灼熱南風の島に充満するナマの沖縄カルチャーを様々な角度から分析する、抱腹絶倒のウチナー白書。

目次

1章 なにかと「なんぎー」なウチナーンチュ気質
2章 灼熱南風の島・沖縄の「コレが平均的県民像」
3章 ビミョーなバランス感覚でつじつまが合う沖縄人の行動様式
4章 一見、時代錯誤?でも理にかなった沖縄版暮らしの知恵
5章 独自の時間感覚さえ刷り込んだウチナーンチュのDNA
6章 食べ物からみえてくるウチナーンチュの体内嗜好
7章 老若男女、どっからどーみてもウチナーンチュ
8章 僕は大阪生まれの「ウチナーンチュ二世」

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

23
この夏に沖縄に行くので、Amazonで評価の高い沖縄本2冊目。帯にもある「モアイ」を始め、沖縄人気質、沖縄の風習、ルーツ、食べ物などに対する考察が続く。著者の仲村さんが、大阪生まれのウチナーンチュ二世。ヤマトンチュでもウチナーンチュでもない、間の立場から、両方への理解があって書かれているのが面白い。時間にルーズなのと、ヒージャー(ヤギ)汁は私もカンベンだなあ。それにしても、「嫡子」の強さと反比例して女性の地位が低いのは何とも。単行本が出たのが10年以上前なので、ここは改善していてほしいと思う。2015/07/18

仲本テンカ

9
「ウチナーンチュになりたくてなりきれない心」を持った著者の、客観的でありながら愛情のある視点で語られる沖縄は、たいへんリアルで公正でした。「ヤマトンチュになりたくてなりきれない心」を持った沖縄県民の私としては、この公正な視点にたどり着くまでの著者の葛藤を、ついつい想像しつつ読んでしまいました。まぁ、それはさておき、本書を読めば今の沖縄のことがだいたい7、8割くらい分かっちゃうんじゃないでしょうか。沖縄に興味のある人には、オススメです。2015/06/30

お味噌

6
面白い^^2016/07/15

砂の中のぴぃたぁ

5
昨年初めて沖縄に行き、沖縄料理や泡盛を堪能し、すっかり沖縄が好きになった矢先、「沖縄についてもっと知りたい!」と思ってこの本を手にとった。タイトルに「学」が付いている通り、ただ単に沖縄について紹介しているわけではなく、文献や証拠をもとに著者の考察が多く書かれている。そのため「なるほど!」と驚きや発見が記憶に深く刻まれ、読んでてたくさんのことを吸収できる本だった。今の自分がまた現地に行ったら、沖縄の印象が変わるかもと思った。早くもう一度行きたい!2015/01/05

野良まんぼう

5
沖縄…ホント好き。 色々なことをいっぱい知りたいわぁ。 この本はウチナーンチュの性質を様々な観点から解き明かしていくわけだけど、読んでいると「おー!そうだったのか!」と思うことよりも「あー、そうそう。沖縄ってどこもなんかゆったりしてるよね。時間も空気も人も。」と思い出し、ほっこりします。 沖縄の勉強しつつ、なんとなーく癒されたい人にお勧め。 ユタシク!2014/11/23

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