新潮文庫<br> 酒呑みの自己弁護

新潮文庫
酒呑みの自己弁護

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101111070
  • NDC分類 914.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkm66

1
小学生の頃に初読だと。山藤章二つながり。2003/01/23

鳴海 彬

1
帯の煽り文句より"人生の好伴侶―世界の酒とともに幾星霜。この世の苦楽を酒にことよせて綴る辛口エセー"。辛口エセーといふよりも人間賛歌ぢやないか。戦前戦中から始まり、戦後から高度経済成長期に至るまでの著者の酒呑みに纏はる雑多な小話が著者独特の文体でもつて綴られてゐる。昭和四十年代を現代として、主に過去と対比して書いてある事が本書にしばしばみられるが、平成も二十年を過ぎた現代からみると、どちらも過去の事になつてをり、感慨深い。読めば読む程お酒の呑みたくなつてくる本である。

ぺぱごじら

1
「昭和の浮世絵師」山藤章二さんとのコンビで書かれた、夕刊フジの連載エッセイ。山口さんの文章に的確かつ辛辣、それでいて笑えるイラストを返していくやり取りが面白い。山口さんの文章も堅苦しさのないさばけた感じで、居酒屋でおじさんの昔話を聞いているような気分になります。

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