出版社内容情報
ヤツの隠れた「行動原理」を炙り出せ! 人間心理の迷宮に知恵者たちが仕掛けた危険な罠に、インテリジェンスの雄が迫る。
清張は、通常の人が看過する人間心理の機微を読み解く(佐藤優)。創作ノート『黒い手帖』で、独自の発想術と推理小説論を展開した松本清張。本書では、その理論にもとづいた、「語られていない事柄」を見抜く楽しみにあふれた9篇を精選。インテリジェンスの第一人者にして当代一の読書人・佐藤優氏の案内で、その魅力と眼力に迫る。「捜査圏外の条件」「張込み」ほか収録。
内容説明
清張は、通常の人が看過する人間心理の機微を読み解く―佐藤優。創作ノート『黒い手帖』で、独自の発想術と推理小説論を展開した松本清張。本書では、その理論にもとづいた、「語られていない事柄」を見抜く楽しみにあふれた9編を精選。インテリジェンスの第一人者にして当代名うての読書人・佐藤優氏の案内で、その魅力と眼力に迫る。「捜査圏外の条件」「張込み」ほか収録。
著者等紹介
松本清張[マツモトセイチョウ]
1909‐1992。福岡県小倉生れ。種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞
佐藤優[サトウマサル]
1960(昭和35)年生れ。作家、元外務省主任分析官。著書に『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
あすなろ
キムチ27
竹園和明
chika