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キリノハタ シンチョウブンコ
新潮文庫 霧の旗 (改版)
353p / 15cm / A6判 ポイント: 5 pt ?ポイントについて
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殺人容疑で捕えられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から上京した。
彼女は高名な弁護士大塚欽三に調査を懇願するが、すげなく断わられる。
兄は汚名を着たまま獄死し、桐子の大塚弁護士に対する執拗な復讐が始まる…。
それぞれに影の部分を持ち、孤絶化した状況に生きる現代人にとって、法と裁判制度は何か?
を問い、その限界を鋭く指摘した野心作である。
松本清張[マツモトセイチョウ]
1909‐1992。小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った
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