新潮文庫<br> 北里大学病院24時―生命を支える人びと

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新潮文庫
北里大学病院24時―生命を支える人びと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101022147
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

健康であるかどうかにかかわらず、病院と無縁で暮らせる人は少ない。誕生から死亡まで、人生のいろいろな局面で、病院は私たちの生活、そして何よりも生命と密接に関わっている。しかし病院については、知らないことが多いのも事実。いったい、どんな仕組みになっているのか、どんな人が働いているのか。本書は病院に関する素朴な疑問に答えてくれる傑作ルポルタージュである。

目次

婦長代行奮戦記―呼吸器内科病棟
病態調理師の勲章―栄養部
新人ナースたちの一週間―幼児病棟
天秤の上の薬と生活―薬剤部
修羅場の平常心―救命救急病棟
縁の下の力持ちたち―施設課
研修医に転じた会社員―皮膚科病棟
助産婦八年目の秋―産科病棟
専門職と技術職の狭間で―臨床検査部
カルテの守護者たち―病歴センター
春に翔び立つ女医―腎センター
逞しき助っ人、看護補佐―整形外科病棟
蝶ネクタイの意志―病院長

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりりん

2
著者は、病院に携わる人の側から取材をしているので、私など、しょっちゅう病院に通う側からすると違和感を感じた。それは、圧倒的に病院に対しての不信感が強いからだと思う。北里病院は、私は通院したことはないけど、あまり良い噂を聞いたことがなかった。でも、思ったのは、仕事にあたっている方も真剣、患者も真剣、しかし、人間なのだから、限界があるということなのかな?あとは、運とか出会いとか、いろんな要素があるんだろうな?2016/11/18

青葉麒麟

2
自分が介護をやっていて医療の事を少しかじっているせいかとても興味深く読めた。大学病院って沢山の診療科があって吃驚。カルテを管理する病歴センターなるモノがあるとは。自分のカルテ見たいな。病院長が蝶ネクタイってユニーク。読んでると自然に海堂尊作品を思い浮かべてた。2013/07/14

ゆきまる

1
先生や看護師に加え事務職員、機械管理の外部管理員まで表現してもらっている。所詮、「人」が働いている場所であるのがよく判る。2017/11/28

kamedon

1
医療現場で働く方々に脱帽!私には真似出来ないな。。。2011/10/19

はななん

0
たぶん100回くらい読んでいる本。人物の描写が魅力的で、あとがきで登場人物のその後をカバーしてあるのもいい。 いま読んでも全然古臭くない名著。2015/09/06

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