出版社内容情報
舞台はアフリカへ。国境なき医師団編突入!
突然、天道の前に現れた一人の女性によって
思い起こされる記憶――――
在宅医として函館を駆ける天道(てんどう)陽(あさひ)は、
愛妻の死後、国境なき医師団として
アフリカ・南スーダンに渡った。
遙かなる大地で、天道が見たものとは。
【編集担当からのおすすめ情報】
「国境なき医師団」全面協力。
かつて人類が“生”を授かり、
いま多くの命が失われてゆく地で、
天道が目の当たりにする現実――――
“幸せな最期とは”。
新聞・テレビで激賞&医学界大注目!!
日本の終末医療の在り方を問う最新巻です!!
魚戸 おさむ[ウオト オサム]
著・文・その他
大津 秀一[オオツ シュウイチ]
企画・原案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぇしゃ
9
天道先生の、国境なき医師団から現在に至るまでの道のりの巻。うんこの人、確かに国境なき医師団には向いてないと思うw。「傷ついた遺族」から「傷ついた癒し手」として、医師として、死のとらえ方が少しだけ変わっていく様子は腑に落ちる。これもまた喪の仕事として必要な過程で、それが非常にわかりやすいので納得。わかりやすさって危険をはらんでいて、納得してしまう反面、これは物語だからこそのわかりやすさが必要なのだろうな。2019/05/16
Takao
1
2019年3月5日発行(初版)。第41〜48話を収録。国境なき医師団から与論島へ。2021/07/06