中学改造―“学校”には何ができて、何ができないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 13X19cm
  • 商品コード 9784098400775
  • NDC分類 376.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報

2003年度からの東京都初の公立中“民間人校長”候補藤原和博氏が、教育改革問題の権威や現役教師とともに中学校改革への具体的処方箋を提示した、21世紀の学校づくりのためのバイブルです!

いじめ、自殺、差別、暴力など、日本の教育問題のゆがみや膿が象徴的に噴出しているといわれるのが中学校です。精神的にもまだ未熟で多感な中学生を預かる中学校ではいま、何が起こっているのか。その現状を、公立&私立の現役教師自らの診断から抽出した上で、改革のための処方箋を具体的に提示したのが本書です。2003年度からの東京都初の公立中学“民間人校長”候補となった藤原和博氏が、教育改革問題の権威・東京大学大学院教授苅谷剛彦氏、気鋭のジャーナリスト櫻井よしこ氏、そして現場の教師たちとともに中学改革問題を徹底的に考えました。官僚主導ではない、“現場主導”からの教育改革が、この本から始まります。

内容説明

日本再生は公立校改革から始まる!白熱の論議が生んだ明日を担う子どもたちを育むための提言集。

目次

第1部 学校危機―公立そして私立、いまの中学校は何がよくて、何が問題なのか
第2部 問題提起―中学教育はこのままでよいのか
第3部 授業改革―たった一つのカリキュラムからでも、学校は変えられる
第4部 中学改造―学校には何ができて、何ができないのか
第5部 新人間像―いま育成を目指すべき、21世紀型人間像とは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Arisaka

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(26)『中学改造』…義務教育最終課程の中学校における公立と私立の「差」がこれ程なまでとは思わなかった。と言ってもすでに出版当初から十数年経過しているわけだが、依然として状況は変わっていないように思われる。教育について熟考できる一冊! 2015/04/26

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対談集。苅谷剛彦と鈴木寛の章だけ読んだ。残りは気が向いたら読もうと思っている。筆者は民間企業に勤めていた経験を活かし学校教育に民間人を取り入れることを主張している。発売が2002年なので「総合」が導入されたばかりの当時としては新しい試みだったのだろう。しかしマイルドな表現に抑えられているが筆者自信満々のプレゼンは苅谷剛彦に軽く一蹴されている。ある特定の学校で上手くいった制度が全国的にうまくいくとは限らない。当たり前のことだが筆者には届いたのだろうか。元通産官僚・鈴木寛も筆者と同じ論者である。 2020/09/13

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