子ども虐待の福祉学―子どもの権利擁護のためのネットワーク

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 13X19cm
  • 商品コード 9784098400737
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

核家族化の中、目立ち始めた子ども虐待。子どもにかかわる人たちがそれにどう気づき対応すべきかを解説しています。保育士、幼稚園教諭、教師、福祉士らが、警察、医師らと連携をとる方法についての提案も詳しい。

 子ども虐待問題は、子どもとかかわる専門職のみならず子育て家庭にとっても身近な問題になってきました。しかしながら実際の対応策は、まだ十分に機能しているとは言えません。本書ではまず「児童虐待防止法」をていねいに解説しています。その上で、専門職・機関の虐待防止ネットワーク形成について問題提起をし、子どもや保護者への具体的な対応方法をまとめました。さらに、今後さらに注目しなくてはならない性的虐待や、専門職による虐待への対応策も提案しています。子ども虐待の課題を端的に網羅し、保育者・教師・福祉関係者といった専門職にとって必要最低限のポイントを整理しました。子育て中の保護者にも、専門知識を得る導入として活用していただける内容です。

内容説明

本書ではまず「児童虐待防止法」をていねいに解説。その上で、専門職・機関の虐待防止ネットワーク形成について問題提起をし、子どもや保護者への具体的な援助方法をまとめた。さらに、今後さらに注目しなくてはならない性的虐待や、専門職による虐待への対応策も提案。子ども虐待の課題を端的に網羅し、保育者・教師・福祉関係者などの専門職にとってミニマム・エッセンスを整理した。

目次

第1章 児童虐待防止法の成立と保育実践の課題
第2章 子どもへの性的人権侵害と性的虐待―セクシュアル・ライツの視点から考える
第3章 子どものトラウマと性教育実践の課題
第4章 専門職による虐待問題―おとなによる子どもへの援助関係の中での虐待
第5章 子ども虐待防止ネットワークの重要性と形成のあり方
第6章 子どもの権利条約と虐待問題

著者等紹介

浅井春夫[アサイハルオ]
1951年8月、京都に生まれる。日本福祉大学大学院(社会福祉学専攻)を修了。東京の児童養護施設で12年間、児童指導員として勤務する。立教大学コミュニティ福祉学部教授。専門分野は、児童福祉論、セクソロジー。特に児童養護実践論、性教育、子ども虐待、社会福祉労働論を専門分野としている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまゆ

1
さらっと読んだ。虐待されてる子どもの特徴など、参考になった2014/12/06

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