出版社内容情報
嫉妬深くて攻撃的な人に、どう対処すべきか
「以前は仲の良かった同僚が、最近は口をきいてくれない」
「なぜか自分にだけ、激しく攻撃してくる先輩がいる」
「成果を上げているのに職場で孤立していると感じる」
こんなふうに感じたら、あなたのすぐそばにいる、"他人への嫉妬がとめられない人"が何か企みをめぐらせているせいかもしれません。
精神科医である著者は、「嫉妬は、自分の立場を脅かしかねない者に抱きやすく、閉鎖的な人間関係で起こりやすく、近い関係であるほど激化しやすい」と述べています。あなたに攻撃的だったり、冷淡であったりする人が当てはまっていたら、危険です。
それでは、嫉妬されないためにはどうすればいいのか、嫉妬深い人に攻撃されたらどう対処すべきか、本書で詳しく解説します。
また、あなた自身が嫉妬心を抱いてしまったらどうすべきかについても、著者自身の経験を交えて、方法を明かします。
さらに、実在の科学者や経営者、芸能人などが関係するいくつかのケースを取り上げて分析し、嫉妬深い人がどういう人で、どんな影響を周囲に及ぼすか、詳細に説明します。
どんな人も逃れられない嫉妬の感情。その正体を知れば、「不測の事態」も回避できるはずです。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者・片田先生は、嫉妬は、「する」ことも「される」ことも両方、誰にでも起きると書いていますが、特別に「嫉妬しやすい人」も存在すると述べています。自分の話ばかりするような利己的な人や、自己愛の強すぎる人などがそれで、具体的に本書の中で説明されています。なるべく、そういう人には近づかないようにすることも、「嫉妬」の毒にまみれないようにする一つの方法だと思います。
内容説明
誹謗中傷、いじめ、嫌がらせ、叱責、孤立…。あなたがこのような目に遭っていたら、その原因は「嫉妬」かもしれない。また、あなたが「親しい」と思っている相手が、本当は嫉妬心に燃えた、一番の敵である場合がある。本書では、精神科医である著者が出会った様々なケースや、有名人を襲った事例を紹介し、「嫉妬をとめられない人」の心理を解説。さらに、他人の嫉妬からどう身を守るか、逆に自分が嫉妬する側になった場合の心得についても詳しく解説する。
目次
第1章 嫉妬はなぜ生まれ、どのように激化するのか
第2章 「嫉妬しやすい人」とは
第3章 嫉妬とさまざまな事件
第4章 他人の嫉妬からどう身を守るか
第5章 自分が嫉妬する側になったら
第6章 嫉妬を前向きな力に変える
著者等紹介
片田珠美[カタダタマミ]
広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士。フランス政府給費留学生として、パリ第8大学でラカン派の精神分析を学ぶ。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて犯罪心理や心の病の構造を分析する。精神分析的視点から、社会の根底に潜む構造的な問題も探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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