出版社内容情報
目標があれば、人は何歳からでも変われる
2013年5月、私、三浦雄一郎は70歳、75歳での登頂に続き、80歳にして3回目のエベレストを目指します。しかし、この本を書き始めた2012年の11月は、心臓不整脈手術を終え、階段を10歩登るのも苦労する状態でした。2013年1月には再度、心臓不整脈手術を受けました。それでも私はエベレストを目指します。それは「エベレストが好きだ、登りたい!」という想いと、その目標に向かう自分自身の可能性に対する好奇心からです。「これをやりたい!」という目標があれば、人は変わることができます。実際、初めてエベレスト登頂を決意した60代の頃は、生活習慣病で標高500mの山も登れませんでした。小学生にどんどん追い越される始末です。2度目の登頂の時も、2回の心臓不整脈手術を乗り越えての挑戦でした。目標があれば、人は何歳からでも変われる。老化を遅らせ、人生を生き生きと過ごすことができる。本書はそのことを知っていただく、いわば皆さんを「焚きつける」本です。習い事を始めるなど、まずは身近な目標を立ててみてはいかがでしょうか。「自分にとってのエベレストは何なのか」。本書が、それを考えていただくヒントになれば喜びです。
【編集担当からのおすすめ情報】
三浦さんは70歳、75歳でエベレストに登りましたが、決して超人ではありません。むしろ、生活習慣病、心臓不整脈手術など、大きなハンディを背負い、それを乗り越えて登頂に成功しました。それは、目標を達成したいという強い意志の力でトレーニングを続け、自分を高めてきた結果です。本書では、三浦さんがこれまでの数々の冒険に際して、どう目標を設定し、それに向かってどのように努力を続けてきたのかが余すことなく綴られています。
内容説明
過去2回の登頂は、重度の生活習慣病や心臓不整脈手術を乗り越えての成功。そして2013年5月、スキーでの骨盤骨折や2回の心臓不整脈手術を経ての、80歳での挑戦だ。何が三浦雄一郎をここまでさせるのか。本書には、「目標を持てば人は向上できる」という著者の信念が余すところなく綴られている。
目次
序章 2012年12月初旬・東京
第1章 なぜ80歳でエベレストを目指すのか?
第2章 目標設定力―あなたのエベレストはどこにあるのか?
第3章 精神力・復活力―気持ちがあれば必ず復活できる!
第4章 体力とアンチエイジング力―気力があると体力も上向く!
第5章 仲間力・家族力―支え、支えられる人がいるから頑張れる!
終章 2013年3月中旬・出発を前に
著者等紹介
三浦雄一郎[ミウラユウイチロウ]
1932年、青森県生まれ。北海道大学獣医学部卒。64年、イタリアのスキー競技キロメーターランセに日本人で初参加し、当時の世界スピード記録を樹立。66年、富士山直滑降。70年、エベレスト・サウスコル8000mから世界最高地点スキー滑降。85年には世界7大陸最高峰からのスキー滑降を達成。2003年、70歳でエベレスト登頂、08年には75歳で2度目の登頂に成功する。また、クラーク記念国際高等学校の校長を務めるなど、教育者としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hatayan
糜竺(びじく)
糜竺(びじく)
まさむ♪ね
kubottar