小学館101新書<br> 養子でわくわく家族―A Story of Blessed Adoption

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小学館101新書
養子でわくわく家族―A Story of Blessed Adoption

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098251254
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

血縁を超えた「家族の絆」の新しいカタチ

女性ファイナンシャルプランナーとして第一人者の著者が、アメリカ人の夫との実子(長女)がいながら里親として日本人の2歳の女の子を受託し、のちに養子(次女)として縁組みした体験を、乳児院での初めての面会から一家でアメリカに暮らすまでの5年間を振り返って綴る。
国際結婚、仕事と育児の両立、夫の失業と転職、実子と養子の葛藤、日米の育児の違い等々、次々と問題を乗り越え進化していく過程で、旧来の血縁にしばられた日本的家族のあり方とは異なる、新しい形の「家族の絆」が描き出される。
家族とは何か、幸せとは何か。敏腕女性ファイナンシャルプランナーが、自然体で次々と実現していく最高のライフプラン。お金では買えない「かけがえのないもの」をつかんでいく生き様は、誰ものヒントになるはずだ。

【編集担当からのおすすめ情報】
東日本大震災後、家族の絆があらためて見直されています。震災孤児のみならず、全国の養護施設で生活している子ども(3~18歳)は約3万2千人、乳児院で生活している乳幼児(0~2歳)は約3千人であるのに対し、里親のもとで生活しているのは合計約3千6百人(厚生労働省/2007年)しかいません。震災後は養育登録希望者が都内でも倍に増え、研修会は満員の状態だといいますが、まだまだ養育家庭が足りないのが現状です。親を必要とする子どもが、子どもを育てたいと思う親のもとへ。その一助となれることを願っています。

はじめに

序章 どうして養子を?
1.私のささやかな夢
2.子どもを育てたい!
3.子どもをもらって育てるのは、ちっとも身勝手じゃない
4.1回目の問い合わせであきらめる
5.誰かが背中を押してくれた

1章 初めて乳児院へ
1.

内容説明

ファイナンシャル・プランナーとして、20年以上第一線で活躍。マネー関連の著書がベストセラーになるなど「理想のキャリア」を重ねる中村芳子には、娘がふたりいる。そのうちひとりは、養子、だ。血縁関係を重視する日本で、とかくタブー視されがちな養子。多民族国家では、当然のこととして受け入れられる養子。彼女が養子を迎えるにあたって、何を考え、どんな手続きがあり、悩み、喜び、家族になったかを語ったのが本著である。「親を求めている子どもが、子どもを求めている親へ」―養子を迎えることは、現代日本が抱える子どもへの虐待、不妊、中絶など、多くの問題に光明をもたらす解答なのかもしれない。

目次

序章 どうして養子を?
1章 初めて乳児院へ
2章 受託始まる
3章 「ゆきこ」「えりこ」になる
4章 絵梨子の新しい生活
5章 まわりの反応
6章 告知とゆかちゃん
7章 実子と養子、姉と妹
8章 アメリカで暮らす
終章 里親を考える人へ

著者等紹介

中村芳子[ナカムラヨシコ]
1961年、長崎市生まれ。ファイナンシャル・プランナー、(有)アルファアンドアソシエイツ代表。日本の第1号女性ファイナンシャル・プランナーとして20年以上マネーの啓蒙につとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミズグ

2
子供と親の関係はユニーク。ひとつとして同じものはない。だから同じようにではなくて、それぞれの子にちゃんと向き合えばいい。二人以上の子供がいるときに、好きな子供と好きになれない子供とがいるときに、親が罪悪感を持つ必要はない。ただし、子供にそれを見せないこと、公平に扱うことが大切。2012/06/26

ybhkr

0
わたしは逆に養子のブログを見て興味を持ったのでメディアへの露出は人それぞれでいいんじゃないかな、と思う。著者は会社経営しているだけあってものすごく意思が強く、主張もはっきりしている。だからこそアメリカでの暮らしが日本よりも合っているように思える。アメリカに行くことで子供たちも家族の多様性について感じ方がよい方向に代わっていったように思う。ハーフと養子というマイノリティ同士というのも感じるところがあったのかも。日本の養子制度ももっと選択肢が広がり偏見が少なくなるとよいのだが。離婚くらいポピュラーになればなあ2016/05/22

はちまろ

0
日本での養子の具体的な迎え方等、知りたかったことが書いてあった。2013/02/24

いるく

0
うん。2012/09/01

月華

0
図書館 読みやすく、一気に読めました。著者の体験が率直に書かれている本だと思いました。2012/08/16

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