出版社内容情報
頭のいい人たちの「秘密」をまとめた本
「日本は、新卒一括採用と終身雇用という仕組みで、実務界ではアカデミック・エリートがみなしエリートのように振る舞う傾向がありますが、それが日本の競争力停滞の大きな原因のひとつだと私は思っています。リスクを取らないアカデミック・エリートがリードする政府や企業が、実力を発揮するはずがありません。学歴に関係なく、みんなが実力を発揮できる社会になれば、ストリート・スマート力を持っていないアカデミック・スマートだけの人は淘汰されていくと思います」(本文より)。
本書で勝間和代は、「本当に頭がいい人」を、ストリート・スマートと表現する。「ベルトコンベヤー」が壊れてしまった日本で、銘柄大学を卒業した「成績のよい」社員(アカデミック・スマート)が閉塞状況を打ち破れないのははぜか。逆に、ソフトバンク社長孫正義を代表とする“目標に向かって自分で道をみつけていける人たち"はどんなふうに考え、目標を実現しているのか。ストリート・スマート力は、訓練で身につくもの、と考える勝間が、ストリート・スマートな人たちの秘密を4つに分け、ひとつずつ丁寧に考えていく力作。
内容説明
この本は、「頭がいい」といわれている人たちの共通の秘密をまとめた本です。銘柄大学を卒業した「成績のよい」社員が、閉塞状況を打ち破れないのはなぜか。勝間和代が仕事や取材で出会った“すばらしく頭のよい、自分で道をみつけた人たち”の力を鮮やかな切り口で分析、分かりやすく書き下ろしました。「なりたい自分」になるためにはどうすればよいのか、自分を変えていけると鼓舞される注目作。
目次
序章 頭がいい生き方のすすめ(ストリート・スマート;マッキンゼーの入社試験で見られていることは ほか)
1章 頭がいい人の7つの習慣(ものを概念化する癖がある;切れ味のいい「オッカムのカミソリ」を持っている ほか)
2章 頭がいい人の7つのスキル(決して情報を鵜呑みにしない;例外処理が得意 ほか)
3章 新しい考え方をもたらす7つの視点(知的な継続した興味;クリティカル・シンキング ほか)
4章 頭をよくする7つの方法(知識・教養を楽しみながら習得し続ける;「概念のボキャブラリー」を増やす ほか)
著者等紹介
勝間和代[カツマカズヨ]
1968年東京都生まれ。経済評論家。中央大学ビジネススクール客員教授。慶応義塾大学商学部卒業、早稲田大学ファイナンスMBA。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガン証券を経て独立。少子化問題、著者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を続けており、ネットリテラシーの高い若年層を中心に高い支持を受けている。著作多数、著作累計発行部数は360万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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