• ポイントキャンペーン

小学館101新書
愛すべきあつかましさ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250998
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0295

内容説明

現代日本を取り巻く不安と不満。年間自殺者は3万人を超え、経済も政治も外交も、すべてが手詰まり。いつからこんな国になったのか。輝ける戦後の日本にあって、手詰まり日本にないものは何か?それは思いやりを持ちつつも、どんどんと胸襟を開いて他人と接してきた“愛すべきあつかましさ”ではなかったのか。昭和の文豪=柴田錬三郎、今東光、開高健とのやりとり。そして歴史上の偉人たちの人生から、本来、日本人が持っていた“愛すべきあつかましさ”の処世術を説く、抱腹絶倒の日本改造論。

目次

序章 低迷ニッポンにいま、いちばん欠けているものはあつかましくも愛すべき豪快さではないだろうか?
第1章 昭和のニッポンを駆け抜けた、あつかましさの天才 今東光大僧正に学ぶ“あつかましさとは人を幸せにする魔法なり”
第2章 プレイボーイがみたプレイボーイ1 わが編集者人生を通り過ぎていった愛すべきあつかましさの天才たち
第3章 ニッポンの若者に勇気を与えた豪快児 開高健に学ぶ“あつかましさにはなにより愛が欠かせない”
第4章 プレイボーイがみたプレイボーイ2 歴史を変えた、歴史を動かしたあつかましき英雄たち
第5章 現代史を動かした世界一の紅顔宰相 ウィンストン・チャーチルに学ぶ“リーダーの必須条件、それは愛すべきあつかましさだ”
終章 いま、ニッポンのリーダーになにが足りないのか?いま、社会を生きる人間になにが足りないのか?

著者等紹介

島地勝彦[シマジカツヒコ]
1941年生まれ。青山学院大学卒業後、1966年集英社入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY日本版』『Bart』編集長を歴任。集英社取締役、集英社インターナショナル代表取締役社長を経て文筆業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

showgunn

6
今東光について書かれてるというので手に取ってみたがまぁ今時よくこんなものを出版できるなというほど時代錯誤な価値観が開帳され続けており、読み始めてすぐに気分が悪くなる。 恐ろしいことにどのページを開いても最低一つは自慢話が書かれており、こんな人が上司にいたら毎日が地獄だなと思う。 ただただあつかましいばかりでどこにも「愛すべき」要素がない。自分を今東光やらチャーチルやらに並べて語っているところも恐ろしい。吐きそう。半分も読まずに破ってゴミ箱に捨てた。2016/07/13

oyasan

1
何度も聞いたりしてきたことがでてくるけど、ほんま島地さん愛すべき人やわ~。おっきな包容力、まっすぐな行動力、そして、人から慕われる力、どれもこれも不足してますが、前へ進め~。匍匐前進?(笑2011/02/11

Koichi Mori

0
週刊プレイボーイの編集長だった著者が「厚かましさ」を遺憾なく発揮した文豪達のエピソードを綴った本。エピソードを踏まえて日本のリーダーや今を生きる人間に何が足りないのかを指し示してくれている。2011/12/10

みねお

0
以前読んだ「えこひいき」にもつながる話。あつかましさがあってもむしろそれがその人の大きな魅力。いや魅力的な人間であるからこそあつかましさも可愛く感じるのであろう。2015/10/18

ハヤカワショボ夫

0
敬愛する島地氏の書。今回は愛すべきあつかましさにまつわるエピソード集でした。「愛すべき」=「思いやり」、「あつかましさ」=「元気」なんだなと感じました。今後の人生の糧になりました。【家】★★☆2014/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1420045
  • ご注意事項