出版社内容情報
21世紀の野球界における「相容れないヒーロー」であるイチローと松井秀喜を、プレースタイル、生い立ち、ファッション、家族構成などあらゆる点において比較することで、両者の人物像の違いを浮き彫りにします。
内容説明
高校時代に邂逅した2人は、ともにプロ野球選手として頂点を極めた。メジャーリーガーとなった後も、試合前には仲良く談笑し旧交を温めていた。だが、2006年のWBCを機に、その姿は見られなくなった。日本から海を渡ったヒーロー2人は、なぜ相容れぬ仲となったのか。2010年は同リーグ同地区で戦う2人の「不仲の真相」を、その生き様から解き明かす。
目次
第1章 決別の瞬間(WBCという岐路;「名門」への劣等感 ほか)
第2章 相容れぬ半生(好敵手の幼少時代;2人の師弟愛 ほか)
第3章 記録と記憶(年俸という報酬;メディアとの距離 ほか)
第4章 個性と感性(両雄のアイデンティティ;米国での「衣食住」 ほか)
第5章 新時代へ(赤ゴジラ誕生;雌雄を決す時)
著者等紹介
古内義明[フルウチヨシアキ]
1968年生まれ。立教大学法学部卒業。在学中は、体育会硬式野球部に所属。その後、渡米してニューヨーク市立大学大学院修士課程スポーツ経営学科修了。“アメリカ発の視点”に立ち、ニューヨークを拠点にメジャーリーグを16年間取材。独自の人脈と情報網を確立したメジャー取材の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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