出版社内容情報
仕事がつまらない、やる気が出ないといった悩みを持つ人や、リストラや左遷の逆境にある人に向けて、「それでも投げ出さずにモチベーションを上げて生きる」技術を、古今東西33人の賢者の人生と名言から読み解く。
内容説明
禁固5年の刑をくらう、お金も職もない、酒やギャンブルから脱けられない、事業を起こすたびに失敗…実はこれ、どれも功成り名を遂げた賢者たちの人生である。彼らは皆、人生の「どん底」を味わっていたのだ。では、なぜ彼らは逆境にあっても心が折れずに、這い上がることができたのか?それはモチベーションを上げる独自の知恵を“心のワザ”として身に付けていたからだ。厳選した古今東西33人の賢者の人生と言葉に触れることで、ちょっとやそっとでは消えない「やる気」の燃料を蓄えてほしい―。
目次
第1章 どん底から這い上がるための技術(小林一茶/貧乏も死もぐっと飲み込みユーモアに昇華する;アルベール・カミュ/人生の「不条理」を自覚してこそ運命に打ち勝つ;釈迦/ストレス、怨み…忘れることで負の循環を断つ ほか)
第2章 もっとポジティヴに生きるための技術(坂本龍馬/「脱スル」意識を持てば大舞台でも緊張しない;バルザック/年を重ねても涸れない精気をプラスに変える;ナポレオン/妻が与える「不愉快な刺激」が夫を成長させる ほか)
第3章 人を動かし、仕事を成功させるための技術(ジョン・F.ケネディ/人々が「貢献したい」と思うミッションを与える力;手塚治虫/「嫉妬心」をクリエイティヴなパワーに転化する;マリア・テレジア/具体的かつ行動を伴う「助言」が成長を促す ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』がシリーズ260万部のベストセラーになり、日本語ブームを作った。小学生向け私塾「齋藤メソッド」を主宰するなど活動は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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