出版社内容情報
お父さんが亡くなったとき、一番下の弟に残されたのは、ネコ1匹。でもこのネコは知恵を働かせて、ご主人様はあれよあれよという間に大出世。ペローの痛快物語を、馬場のぼる先生のほのぼのとした絵で贈ります。
奥本 大三郎[オクモト ダイサブロウ]
著・文・その他
馬場 のぼる[ババ ノボル]
著・文・その他
内容説明
三人兄弟のおとうさんがなくなったとき、いちばん下の弟にのこされたのは、ねこ一ぴき。がっかりする弟に、ねこはすまして言いました。「わたしにじょうぶなながぐつを一足作ってください。あとはわたしの言うとおり。」ご主人さまを出世させるべく、痛快な知恵をはたらかせる、かしこいねこの物語。
著者等紹介
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944年、大阪府生まれ。フランス文学者。随筆家、翻訳家としても活躍。『虫の宇宙誌』(青土社)で第33回読売文学賞、『楽しき熱帯』(集英社)でサントリー学芸賞、翻訳では「ファーブル昆虫記」シリーズ(集英社)で第39回産経児童出版文化賞などを受賞。昆虫に造詣が深く、標本やファーブルの資料を展示した「ファーブル昆虫館」を開いている。日本昆虫協会会長。NPO日本アンリ・ファーブル会理事長。埼玉大学教授
馬場のぼる[ババノボル]
1927年、青森県生まれ。1949年、漫画家としてデビュー。『ブウタン』で第1回小学館漫画賞を受賞。絵本『11ぴきのねこ』(こぐま社)で第15回産経児童出版文化賞、『11ぴきのねこマラソン大会』(こぐま社)でボローニャ国際児童図書展エルバ大賞、一連の作品で第22回日本漫画家協会賞文部大臣賞受賞。漫画と絵本、両方のジャンルで活躍した。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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