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出版社内容情報
多くの巨匠を輩出し、歴史上、芸術文化の頂点となった15?16世紀のルネサンス。そんな時代の700点以上にものぼる作品を紹介して、部分拡大など様々なアングルから考察、検証を加えてみました。これまで見えてこなかった作品の素顔、作者の真意までクローズアップされて、新しい驚きを実感していただけます。
【本書の特色】
紹介美術家は約120人、掲載図版は700点以上。
修復、洗浄後の、オリジナルに近い色鮮やかな図版。
作品の部分拡大を多用し、ライブな感動と、新鮮な驚きを。
絵画空間を拡大してみせる本文やコラムが充実。
巻末資料で美術家のプロフィールが一目瞭然。
【各章立て】
第一章 「ルネサンスの革新」十五世紀のイタリア美術
第二章 「北方のルネサンス」十五世紀の北方美術
第三章 「ルネサンスの変貌」十六世紀のイタリア美術
第四章 「ルネサンスの拡散」十六世紀の北方美術
石鍋 真澄[イシナベ マスミ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
377
重量2kg超の大型本。美術史上はゴシック後期からマニエリスム初期まで、地域的にはフィレンツェ、ヴェネツィアを中心としたルネサンス都市のみならず、フランドル、ドイツ、フランス、スペインまでをも網羅する。それぞれの画家の絵こそは少ないが、こうして体系的にルネサンス絵画を俯瞰する試みは大いに有意義なものだと思う。今回、特に注目したのはフランドル絵画。ヤン・ファン・エイクの超絶的な絵はもちろん、ロベール・カンパンやファン・デル・ウェイデンと並べてみることで改めてそれらの位置と価値に想いを馳せる。2021/02/27
午後
5
質の良い図版がフルカラーで沢山見られる良書。国際ゴシック期からマニエリスムまでの範囲の美術家たちを取り上げる。美術家一人に付き、大きい図版が1から多くても4枚ほどなので、個別の画家に強い興味がありその作品を網羅的に知りたい、という用途には向いていないが、全体の流れを概観的に掴むには最適な本であると思う。解説やコラムも読み応えがあり、充実感溢れる一冊。個人的には国際ゴシックから盛期ルネサンスまでの作品が美術史上で一番好きで、その時期の知らなかった画家・彫刻家を数多く知ることができて嬉しい。2020/07/20
美幸
3
面白いし、有り難い。良質の本。ルネサンス期の絵画で知ってるのってボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ位かと思ってたけど以外と知ってた。巻末の地図や美術家年表も面白い。欲しいけど。。。(^_^;)2021/03/19
さいうら
2
結構な値段だがそれだけの価値はあると思う。驚くほどに色鮮やか。