縄文土器大観 〈4〉 後期・晩期・続縄文

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縄文土器大観 〈4〉 後期・晩期・続縄文

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  • サイズ A3判/ページ数 366p/高さ 42X30cm
  • 商品コード 9784096993248
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3321

出版社内容情報

縄文時代後期は、縄文土器発達史における最終の第四段階後半に属し、晩期は縄文土器の歴史の掉尾を飾ります。中期に興った多様な縄文土器の機能は、そのまま継承され、さまざまな土器形式が各地に定着して縄文社会・文化の一翼を担っています。東日本では、中期以来の物語性文様は次第に形骸化して、やがては晩期の「亀ケ岡式土器様式」を発達せしめ、その豊富な形式と文様などに驚くほどに精緻な規格性があります。一方、西日本は、主として装飾性文様も表現へと傾斜を強めながら、東西の対照を際立たせました。

縄文時代後期は縄文土器発達史の最終の第4段階後半に属し、晩期はその歴史の掉尾を飾る。晩期東日本の「亀ヶ岡土器様式」にみられる豊富な形式と文様などの精緻な規格性、西日本の装飾性文様表現への傾斜など、この時代は東西の対照が際立った時期であった。続縄文も含め25様式に分類、360度展開写真により紹介。好評の本全集もこの巻で完結を迎え、収録資料も4000点を超えた。